▼生活の知恵バックナンバー
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2024-11-09
哲学の三つの究極の問い
2024-11-05
死亡率と肥満度&睡眠時間
2024-10-31
実年齢と体内年齢
2024-10-29
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2024-10-28
共鳴から承継へ
2024-10-27
流水濁らず、忙人老いず
2024-10-19
立場と認識
2024-10-17
一葉知秋と一葉障目
2024-10-12
医学の認識と応用
2024-10-07
健康食品と健康食
2024-09-20
健康の波
2024-08-22
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2024-08-16
熱い時に気をつけたい水分補給の落とし穴
2024-08-10
がん患者さんの生命力
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正しいダイエット方法の見分け方
カテゴリー 生活の知恵
年数回、診療に来る患者(男性・50代前半)がゴールデンウィークの最終日に東京から診療に来ました。
去年大晦日の日に来た時、低糖質ダイエット法で、体重は順調に理想なレベルに減りました(177㎝、76.0㎏→67.4㎏)。特に体脂肪が減りました(24.9軽肥満→19.8+)。外見もだいぶすっきりしました。肝心な内臓脂肪は減ったけど、まだやや過剰(13→10)レベルで、正常に戻っていないです。
良いダイエット方法は体重と共に内臓脂肪が減るのが理想です。内臓脂肪のレベルは生命の質に直接かかわります。体重や体脂肪のオーバーはまだ許すけど、内臓脂肪の超過は危険です。低糖質ダイエットは正常な細胞新陳代謝を阻害して、体重は減るけど、動脈硬化や血管異常の危険性が増加し、不健康な行為で、薦めない健康法です。できれば晩御飯の断食と夜早く寝ることを話しました。
その後(二月)、糖質ダイエットの第一人(桐山秀樹氏)は心不全で病死しました。来院患者もニュースを見て、診療時の指導を思い出して、なるほどと思ったでしょう。
今回の診療時、体重はほぼ維持しているけど、内臓脂肪レベルはやや過剰(10)のままで、改善余地があると助言しました。
日本語で「やや過剰」と書くと、「やや」を「まだ大丈夫」と取られ、自分に都合いいように解釈する人が多いです。
過剰でも、やや過剰でも、過剰に変わりないです。医学的に異常と診断します。健康器具だから、医学的な「異常」診断用語を使えないです。ぜひ、内臓脂肪を「やや過剰」も「過剰」と表示したら、警告信号として、慎重に受け止めて内臓脂肪が減る生活をしましょう。
内臓脂肪減るの一番効果的なことは晩御飯の断食と夜早く寝ることです。内臓脂肪「過剰」のあなたは、できるかなあ?
去年大晦日の日に来た時、低糖質ダイエット法で、体重は順調に理想なレベルに減りました(177㎝、76.0㎏→67.4㎏)。特に体脂肪が減りました(24.9軽肥満→19.8+)。外見もだいぶすっきりしました。肝心な内臓脂肪は減ったけど、まだやや過剰(13→10)レベルで、正常に戻っていないです。
良いダイエット方法は体重と共に内臓脂肪が減るのが理想です。内臓脂肪のレベルは生命の質に直接かかわります。体重や体脂肪のオーバーはまだ許すけど、内臓脂肪の超過は危険です。低糖質ダイエットは正常な細胞新陳代謝を阻害して、体重は減るけど、動脈硬化や血管異常の危険性が増加し、不健康な行為で、薦めない健康法です。できれば晩御飯の断食と夜早く寝ることを話しました。
その後(二月)、糖質ダイエットの第一人(桐山秀樹氏)は心不全で病死しました。来院患者もニュースを見て、診療時の指導を思い出して、なるほどと思ったでしょう。
今回の診療時、体重はほぼ維持しているけど、内臓脂肪レベルはやや過剰(10)のままで、改善余地があると助言しました。
日本語で「やや過剰」と書くと、「やや」を「まだ大丈夫」と取られ、自分に都合いいように解釈する人が多いです。
過剰でも、やや過剰でも、過剰に変わりないです。医学的に異常と診断します。健康器具だから、医学的な「異常」診断用語を使えないです。ぜひ、内臓脂肪を「やや過剰」も「過剰」と表示したら、警告信号として、慎重に受け止めて内臓脂肪が減る生活をしましょう。
内臓脂肪減るの一番効果的なことは晩御飯の断食と夜早く寝ることです。内臓脂肪「過剰」のあなたは、できるかなあ?
2016-05-10