陶氏診療院

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骨休み・造血・細胞修復
カテゴリー 中国医学
骨休め(ほねやすめ)と言ったら、息抜き、入浴、入泉などと連想します。骨休めの最善方法と言ったら横に寝ることです。

なぜ「骨休め」は息抜きができるかといいますと、それには骨の構造と機能を理解しないといけません。

「骨は支持組織である骨、骨髄内に存在する造血組織、脂肪組織から成り立っている。 」支持組織として、日常生活する身体を支えます。その役割は骨の骨格と骨についている筋・筋肉の連携で行いました。起きている内に、立っても座っても、骨についている筋と筋肉の牽引で、骨は牽引する重力を置けています。その時、骨の大いに役割は支持組織として働きます。

骨髄の造血組織は、骨を休んでいる時、いわゆる「骨休み」して、骨髄の造血機能を働きます。細胞の修復、骨の成長、すべては骨休みが必要です。人は生まれてから、造血は100%骨髄由来です。しかし、いつ造血するかは、西洋医学では研究しておりませんです。小学校の教科書も寝ている時と教えて、具体的な時間帯は明確しておりませんでした。

中国医学では、骨も司とるの臓器は腎臓です。腎臓の修復と働き時間は午後の5時から7時です。冬ではその時間帯は暗くなりました。しかし夏になると、空はまだ明るいです。骨休みにはまだできないでしょう。そのため、中国医学では人の休み修復時間は午後の7時から朝方の1時までと指導されました。その時間帯に、身体の造血働きも行います。遅く寝ることは、造血の時間を少なくなることです。元気の内には問題はないけど、病気になっている時、または疲れ、症状が出た時、夜7時寝ることを心を掛けると、自然治癒力を一番発揮しやすいのではないでしょうか。

野生動物は本能でそのことを身体で理解して守って、「病院へ行かなくても」(野生動物では人間作った病院は存在していない)自分で病気を治すから、コツは骨にあります。

身体の仕組みを知ってたら、健康維持することも楽なことになります。新年いい気分で健康を作りましょう。
2016-01-03