陶氏診療院

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健康の常識と非常識
カテゴリー 生活の知恵
健康について、常識と非常識、何を基準にすればよろしいですか。

ほとんどの人は自分の周り、自分しか聞いていない、学校や本から教えられたものを常識に捉えるでしょう。

しかし、ほんとの健康常識は、身体に正しいことを教えなければならないです。時には長い年月の認証が必要です。

中国の帝王でいる秦の始皇帝、長寿不老のため、その薬を求めて、権力を生かして、ある長寿の秘薬を飲みました。後で分かるように、水銀の入った薬丸でした。それで慢性中毒にして、亡くなる説もありました。

当時は水銀の不思議を理解していないで、金属なのに、常温で液体になり、ほとんど変化ないことは、人が飲めば、永遠に不老不死になるではないか?秘薬を飲み続けた始皇帝はまさか慢性中毒で死に至ると思えないでしょう。当時の健康常識は今から見ると考えられないほど「無知」のレベルでしょう。

今年「爆買」の流行語の由来は中国の来日観光客の大量買い物です。中国のお客さんが最初は電気炊飯器、次は水洗便器でした。その水洗便器の使用は日本では健康常識でしょう。しかし、本当に健康にいいですか?

子供小さい時、大便後お尻を拭いて、トイレペーパーに何もついていないことを見て、気づいたことは本来大便した後、人間もトイレペーパーはいらないはずです。自然界の動物を観察してみると、排便後お尻を拭くの行動はないでしょう。

本来、排泄は動物の本能の一つで、排泄後、肛門には何もついていないのが健康です。子供時、鶏(ニワトリ)を飼った時にも、元気な鶏のお尻は綺麗です。哺乳類と違い、鶏の排泄口は便とおしっこが一緒でした。それでも、あまり汚れていないことを不思議でしょうがないです。

動物の排便時は、肛門近い直腸は少し脱腸のように出て、便の表面に粘液がついて、肛門括約筋が締まっても、粘液しかないから、便は肛門につかない仕組みでした。

しかし、人間は大人になって、便は肛門にくっ付くのは、肛門や腸の問題ではなく、便の問題が大きいです。子ども時、正しい食事をしているから、問題がないです。しかし、大人になって、「健康な」便にならない食事をするから、排泄後トイレペーパーをやめれないでしょう。

さらに水洗を使う習慣になっても、健康にはどう影響しますか?その日本人の「健康常識」は本当の健康常識になるのは疑問です。

お尻を奇麗にする努力より、「健康の便」をつくるように努力を先にするべきではないでしょうか?
2015-12-06