陶氏診療院

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化学物質過敏症と電磁場過敏症について
カテゴリー 中国医学
化学物質過敏症の患者がいました。先月中国の天津の爆発事件で、風により身体の調子が悪い時もありました。

西洋医学では、なかなか理解できない病気と症状で、実際に現代環境により、化学物質過敏症の患者が増え続けています。現代建築で作ったシックハウス症候群も化学物質過敏症の一種でしょう。

そのほかに、電磁場過敏症の現代病もあります。それも西洋医学では理解しない病気です。そのため、治療法も全くないとも言えます。

しかし、身体から出した症状、はっきり原因も分かり、化学物質や電磁波が身体に良くない影響で、ある「正常な反応」と言っても過言ではないでしょう。

原因と症状が一致する病気、対応するのは原因の解除と体質の改善でしょう。原因解除とは、身体に有害の化学物質や電磁波を使用しないことです。それは患者によいことだけではなく、すべての生物にいいことと思います。

しかし、化学物質と電磁場に「不敏感」の我々は、逆に見えない恐怖があると思います。身体によくない環境にも関わらず、身体が反応しないことは、危険ではないでしょうか。

患者さんからの主訴から逆転の発想で、化学物質や電磁場に敏感の方から、いろいろな助言や体験により、身体に無害な電気製品の工業規定、食品規定に生かすことができれば、我々「正常な」人にも恩恵を受けるではないでしょうか。

化学物質過敏症と電磁場過敏症の患者は、エネルギーを敏感に察知する才能を持った人だと思います。人体に有害なエネルギーを検出して、より良い生活環境を作るにも、大いに貢献あるチャンスを期待します。
2015-09-17