陶氏診療院

アクセスカウンター


▼日本バックナンバー
過去ブログはこちらから
昔の食事:ぬか屋
カテゴリー 日本
ぬか屋の女房の夜食の図です。

ぬか屋は今ではなくなった商売です。

米を舂(つ)くときにでるぬかを買い集めて、需要者に売る商売です。

その当時はぬかの需要があったもので、漬物に、顔を洗うのに、小紋の染色のときなど、色々使用途のあったものです。ですがこの絵のぬか屋はあまり豊かでないかたで、女房の食事で分かります。ここでは飯茶碗が磁器で、木具膳の上にどんぶりに小皿、俎板の上に切りかけの沢庵、貧乏世帯がよくわかります。(教草)

現実の下町の生活、絵の記録で何となく昔の人の生活が浮かびます。近代の日本もそのような時代から、歴史の時間を踏まえて、今までになりました。温故知新、何とか歴史を勉強して、今の平和と幸せ生活を大事にしたいですね。
2023-03-14