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哲学と物理学の違い
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哲学と物理学の違い、一言で言うと、レベルの違いでしょう。どのようなレベルと言ったら、研究する範囲のレベル、あるいは話す対象の広さのレベルが違うでしょう。

物理学では現代科学の一つとして、新しい学問として、近代科学技術の発展に貢献しています。科学は誕生した時に、大学中では哲学系中の一つ学問として、授業を行っています。科学ではヨーロッパから誕生しました。英語ではサイエンスで、和訳では分科の学問で、略すると科学です。物事の一つ研究の方法として、哲学系の一部として、認識しております。

明治維新時、新単語として、日本に仕えて来た科学は、日本の新技術導入に人気があり、のち物理学、化学等も日本に伝え、認知度も高くなりました。しかし、いくら物理学、またはその後で顕微鏡やレントゲンなどの影響で発展した西洋医学も、その内容は科学の一部で、哲学のわずかに一部として、位置関係は変わらないでしょう。

ヨーロッパでは、哲学と物理学の関係ははっきりして、混乱は発生しないです。しかし、アジアに伝えた時、その再現性、分かりやすい特徴で、なんとなく物事を認識する方法として、優先的に使います。しばらくすると、それを唯一検証方法として、科学、物理学は哲学の一部のことを忘れて、混乱も生じます。科学や物理学証明できない物は、否定して認めないほど、困ることが発生します。

中国医学や伝統医学は哲学の考え方は、西洋医学代表する物理学で判断すると、本末転倒のことがあります。

哲学と物理学の違いを理解すると、中国医学と西洋医学の関係も分かり、使い分けることもしやすいでしょう。
2018-01-01