陶氏診療院

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函館墓参り
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今年の函館墓参りは、京都に住む弟も参加し、9月22日に遅れて行くことになりました。

両親、姉、弟、そして私の陶ファミリー5人で、日帰りの墓参りに出かけました。目標は3か所で、午前8時半に札幌を出発し、途中、有珠山SAで休憩しながら、栗拾いを楽しみました。道中、秋の風景に癒され、日常の疲れが少し和らぎました。大沼公園で高速を降り、「ひこま豚食堂」で新鮮な豚肉料理をいただきました。久しぶりに味わう豚肉の香りが懐かしく、とても美味しかったです。午後2時に函館戸倉市民墓地に到着しました。彼岸の時期ということもあり、墓参りの方が多く見られました。おばあさんのお墓にはすでに誰かがお花を供えていたようです。

弟が古島家の墓を修繕してから今回が2度目の訪問です。北海道に住んでいた5年間で、まだ修繕には至りませんでしたが、弟はいつも家族の墓参りの写真を見て心の中で祈っていました。おじいさんとおばあさんの写真を観音菩薩像の前に供え、花やお線香、お土産を揃えて、家族みんなで先祖への感謝を伝えました。

古島家のおばあさんのお墓参りの後は、函館山南端の立待岬近くにある陶家のお墓(石川啄木一族の墓の隣)を訪れました。雑草や落ち葉を掃除し、花とお線香を供えました。最後に、外人墓地にある函館中華山荘・中国人墓地にある陶家(陶巧英大姉)の墓も参りました。

30年前に墓参りに訪れたとき、墓はすべて古びていましたが、今ではそれぞれ修繕され、立派に整っています。先祖に対する敬意と継承の心が込められた行動だと感じました。

天気にも恵まれ、家族全員が元気で、無事に函館墓参りを終えることができました。帰りに、長万部町の居酒屋「湾宝」に寄り道しました。ここは7年間診療院に勤めた長谷山尚子さんとご主人が経営しているお店で、いつも美味しい刺身や焼き鳥、特に特製の卵焼きが絶品でした。
2024-09-24