陶氏診療院

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環境と進化③体内外環境と健康(大腸がん)
カテゴリー 論文発表
2012年2月、余命11ヶ月と言われた62歳の女性(Aさん)、一年過ぎた今、元気で生活しています。

2011年1月、大腸がんの手術を受けました。抗がん剤投与の治療を受けましたが、同年8月肝臓転移が認められた為に手術による切除をしました。2012年2月、大腸がん再発、抗がん剤の副作用で、体力が落ちている上に腹水は溜まりリンパへの転移もありました。そんな状況の中、2012年(去年)8月、Aさんはご主人に付き添われて、初めて診療院に来られました。

陶氏療法を指導して健康づくりを実践開始しました。最初の診療時は痛いとの事でしたが5ヶ月経過後、なんと気持ちいいと言う様になりました。食欲もあり先月東京へ行った時にはスカイツリーを見学し一日一万歩以上を歩いてきたとの事でした。顔色も普通の人と同じで仕事にも出ています。誰も彼女が西洋医学の先生が言った「死期」到来の人だとは思えないほどです。

彼女が元気になった理由はいくつかあります。まず家族と言う外の環境の変化でしょう。

病気の原因とも言える家庭内の関係があります。統合失調症の子供さんが一人いて、仕事の面では仕事上でのストレスを重ね、内蔵、特に大腸の負担になっていたのだと思われます。発病した後、診療院に来る一年前にご主人が相談に来られました。でも、本人が西洋医学で試したいと言うので、西洋医学での治療を選びました。でも、ずっと抗がん剤での治療をしても、がんの転移・再発となり、がんを治療するという結果が得られていないことが分かってきました。診療院に来られた際に、家族の関係と仕事への考え方などについてストレス解消方法を指導しました。余命と言われたご本人が、心からの環境改善に勤めたのです。

外の環境の改善の次には、体内環境も整えるように指導しました。まずは抗がん剤を徐々にやめる方向へ。やっと去年年末から「抗がん剤注射を延長する」と言う形で休みました。玄米を食べFFCパイロゲンと還元水を飲み、早く就寝する。一日の生活の中では楽しいことを考えるなど。そうして体調は見る見るうちに元気になりました。病院の検査でも「波があるけど安定しています」との結果です。

病院の医者から言われていた余命11ヶ月の時期を過ぎて元気でいることは、何よりの励みになりこれから先の毎日を第二の人生と思って健康身体を作りながら楽しく頑張っています。

体内と対外の環境が変われば身体も変わるのは当たり前です。健康生活の規則を守れば病気もあなたと無縁になるのです。
2013-02-04