陶氏診療院

アクセスカウンター


過去ブログはこちらから
4
便宜とレートの差――香港・マカオ旅で感じた小さな発見
今回の香港・マカオ旅行で、思いがけず「お金の使い方」に関する面白い発見がありました。

香港もマカオも、支払いの場面では地元通貨だけでなく、人民元(人民幣)、香港ドル(香港幣HKD)、マカオドル(澳門幣MOPRMB)のいずれも使えることが多く、旅人にとってはとても便利です。

現在の為替レートを見ると、香港ドル対人民元は約0.88、マカオドル対人民元は約0.86。

ところがマカオでは、現金支払いの場合、ほぼすべての店で人民元・香港ドル・マカオドルが「1:1:1」という、実におおらかな計算で受け取られていました。お釣りは基本的にマカオドルですが、香港ドルが欲しいと伝えると、在庫がある店では快く対応してくれることもあり、このあたりにも土地柄の柔らかさを感じます。

「マカオは現金決済が多い」と聞いていたため、出発前に妻は少し香港ドルを両替していました。しかし実際に歩いてみると、想像以上にキャッシュレスが普及していて、WeChat Pay や 支付宝(Alipay)でほとんどの支払いが済んでしまいます。

キャッシュレス決済では為替レートがきちんと反映される一方、人民元の現金払いは少し得になる計算になり、買い物のたびに「今日はどれで払おうか」と考えるのも、旅の小さな楽しみになりました。

香港の地下鉄やバス、マカオのバスも、スマートフォン一つで乗車できます。金額を細かく気にせずに移動できるのは、旅先では本当にありがたいものです。

スマートフォンがあり、通信環境さえ確保できていれば、香港・マカオ、そして中国への旅は、支払いに関しては驚くほど簡単で快適でした。「現金を持ち歩く旅」から「携帯一つで完結する旅」へ――時代の変化を、今回の短い旅の中でもはっきりと感じました。
2026-02-14