陶氏診療院

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病気は「治る」のではなく、「自然と消える」ものだと思う
病気は「治る」と「治らない」に分けられるなら、私は「治らない」派に賛成します。

その理由は、病気の本質に対する認識です。時間軸で考えると、すべての病気は現在進行形のように見えますが、その原因は過去にあります。過去の原因は多岐にわたり、食事、生活習慣、環境、突発的なトラブルや事故、自然災害など、さまざまです。しかし、共通して言えるのは、それらがすべて過去に起こったことだということです。病気は、過去の原因によって生じた結果です。その結果、医学的には身体の反応が異常なデータや画像として現れ、診断名がつけられます。しかし、どんな病名がつけられたとしても、その原因が過去にあるという事実は変わりません。過去は変えることができないため、過去の原因によって引き起こされた病気も「治らない」というのが私の考えです。

病気を診断し、その原因がわかったときに、もし過去の誤りを修正し、これから病気を引き起こす要因を取り除けば、未来に病気になることを予防することができます。そして、健康を作り出す方法を教え、健康的な生活を実践すれば、約4ヶ月もすれば血液は正常な細胞に戻り、身体も正常な新陳代謝に戻ります。そうして時間が経てば、健康が回復し、病気は結果として消えていくでしょう。私は病気を健康作ることでおまけに消えるものと思います。

中国医学は数千年にわたる実践の中で、健康を作り出す医療を行ってきました。時には対症療法、時には原因を取り除く治療、またはその両方を組み合わせて行い、健康を取り戻すことを目指してきました。その結果、時間をかけて患者さんは健康を取り戻し、その実績は中国医学の理論と実践方法として残り、現代の健康サポートにも効果的です。

私の診療院の患者さんにも、中国医学の「未病を治す」という考え方を徹底的に教え、実践を指導することで、確実に健康を取り戻してもらいました。
2024-10-18