陶氏診療院

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健康な日光浴の陰陽
地球上のすべての生命は、太陽のエネルギーを得て生き延びています。日光浴は、その陰陽を理解することが重要です。

太陽の陰陽を理解すると、人々の日光浴の適切な時間も分かりやすくなります。朝日から太陽のエネルギーが高まり、午前9時から11時までは太陽浴の最適な時間です。季節によって異なりますが、可能であれば背中を太陽に向けて、背中の「長強穴」から始まり、脊椎に沿って頭部に向かってゆっくりと日光浴を受けることが推奨されます。

特に免疫力が低下している方や高齢者は、毎日この時間に背中(裸してもいい)を太陽浴することで、四か月後には健康が回復するとされています。これは中国の気功や内気養生の秘訣とも言われています。

日光浴には、セロトニンを生成する効果があります。以下では、日光浴とセロトニンの関係性について解説します。

午前中の日光浴には、セロトニンを生成する効果があります。セロトニンとは、脳内伝達物質の一種であり、幸せホルモンとも呼ばれています。体やメンタルにさまざまな良い効果をもたらします。リラックス効果やストレス解消、睡眠の質を上げる効果などが期待できます。

若者もこの時間に屋外で活動することで、健康に良い影響を受けます。

12時前後の太陽は強すぎるため、その時間帯の日光浴は避けるべきです。太陽が落ちるまでの間も、日光浴は控えるべきです。

夜になると早めの就寝を勧めます。寝る前に背中を保護し、昼間に受けた太陽のエネルギーを新陳代謝に利用し、生命を維持するのに役立ちます。

日光浴によって生成されるビタミンDは、カルシウムの吸収を良くする働きがあるため、骨や歯を強くする効果が期待でき、脳機能を正常に保つ働きがあり、ストレス解消やメンタルを安定させる効果があります。特に朝日には体内時計をリセットする効果があります。健康な日光浴の時間を守ることで、生活習慣病の予防にも役立ちます。
2024-03-23