陶氏診療院

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世界対がんデー:2月4日
カテゴリー 生活の知恵
世界対がんデー(World Cancer Day)は、毎年2月4日にがんへの意識向上と予防、検出、治療への取組を促すために、世界100カ国以上の350を超える対がん組織からなるコンソーシアムである国際対がん連合(UICC)が定めた記念日である。がん対策の政治的優先事項としての向上を目指している。

2005アメリカのがん死亡患者数は2004年より2000名減りました。その転化点は世界統計以来、始めてがんの発病率が上がった環境で、がん死亡率が下がることになります。それはがんに対して認識変化の結果でしょう。

20世紀、アメリカ政府は650億ドルを使って、ガン研究と治療に頑張りました。70-80年代、積極的ながん治療をしたにも拘わらず、がんの発病率が上がると同時に、死亡率も上がりました。

80年代後半、がんの治療はしてもしなくても、死亡率 に関係ない流れになり、肺がんの場合、高い再発率で、治療の効果は否定になりました。

90年代中期、西洋医学の過剰治療は薬害が解明され、過剰ながん治療は否定的になりました。適度な治療が主流になりました。

21世紀になると、がん細胞の標的治療や自然療法を中心とするがん治療の対策に転換し、漢方や食事療法、伝統療法が重視され、がん細胞の撲滅運動より、共存と修正路線に変わりました。がん細胞は正常に戻るか、自然死に誘導するか、法律の言葉から言うと、全員死刑から猶予と矯正の時代に進化しました。

一億五千万年前の恐竜の化石で、骨ガンの証拠がありました。がんは多細胞生物が修復する時の一種の間違いであり、特別なものではないです。同時に生物進化の時に、自ら間違った 修復組織を戻す機能、ちなみに自然治癒力を備えます。それを生かすのが、ガン問題の解決の鍵ではないでしょうか。

中国の癌研究の統計によると、中国人の一生のがんの累積発症率は22%です。5人に1人がガンになります。一分間に6人がガンと診断されます。ガンは人類老化過程の慢性病になり、特別過剰な抗がん治療はいらないです。

イギリスで末期ガンの患者がいます。治療費用を聞いたら、奥さんも慢性病気を持っているから、治療を放置して、全財産をはたいて旅行に出掛けました。宣告された余命期間が過ぎても死んでいないから、病院に確認したところ、ガンが消えました。

アメリカで195名の余命一年間の患者にイメージ療法を対がん処置として研究しました。結果は一番命が短い人も20ヶ月生 きました。1/4の患者が長期生存か完治しました。
がんの原因は僅かの遺伝のほか、精神状況、特定な化学物質、生活習慣などが原因になります。がんの発生原因を解消することは、がんの予防と治療に一番効くではないでしょうか。

World Cancer Dayは中国語では抗癌日と訳し、日本では対がんデーと呼びます。抗でも対でも、過剰な反応はやりすぎることに繋がります。アメリカがんセンターの統計で、がん患者の死亡直接な原因:1/3は恐怖で死にます。1/3は治療の副作用で死にます。1/3はガンそのものが原因で死にます。がんへの恐怖感より、他の慢性病と同じように平常心な気持で対応してほしいです。
2015-02-09