陶氏診療院

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体内記憶
カテゴリー 講演会
11月22日、いい夫婦の日に、(一社)倫理研究所 創立70周年記念・創始者の映像作品の撮影のため、北海道倫理法人会参加者が二台のバスで移動しました。網走行く6時間のバスの中、「地球倫理フォーラム」の「胎児から始める教育」、倫理法人会理事長丸山敏秋氏の講演ビデオを観賞しました。丸山理事長は無痛分娩について著書の最中、その内容が少し話しました。理事長の講演後、池川クリニック院長・池川明先生の講演会も観賞しました。「体内記憶」について、今まで知らない世界の話でした。

不思議な「胎内記憶」の世界、赤ちゃんは、お母さんに伝えたいことがたくさんあります。なぜ生まれてきたのか、どんな風にしてやってきたのか…。これからお母さんになる人だけでなく、すべての人たちへのメッセージと思います。赤ちゃんが体内の記憶が2~3割に子供時に引き出せます。ほとんど愉快な記憶でした。悪い記憶も身体のホルモンで消してくれると池川先生が言いました。更に、大人になって、体内記憶が無くなるのもホルモンの力です。

陣痛によって自然に分泌されるホルモン:オキストシンは別名、愛情ホルモンといって、子宮を収縮させて出産を促すだけでなく、産後の親子関係をもよくする効果があります。陣痛の間、お母さんがとても幸せを感じる、その空間は陣痛より長いです。西洋医学では、その産婦さんの幸せ時間を理解しないで、陣痛が弱いの理由で、陣痛促進剤を打つと、陣痛が発生し、産婦さんに苦痛を与えると池川先生から教えて頂きました。自然出産を先生は勧めていました。

子供の体内記憶の研究で、それを纏めて見ると、「なぜ生まれてきた」の回答は「人に役に立つために」の全体像が出ました。赤ちゃんはお母さんを選んで生まれてくるのです。普通は一人で選んだら、終わるけど、偶に二人同時に同じ母親に選んだら、双子か兄弟になります。兄弟の順番はジャンケンで決まるそうです。面白い話でした。

体内記憶から、母の乳は消化し安い、ミルクは消化悪い事も知りました。果汁は赤ちゃんに良くないこと、牛乳は吸う、母の乳は噛む、そのため牛乳で育った子供は噛む力が弱いですと池川先生が言いました。

池川先生も体内記憶の研究で、カンガルーケアを取り入れて、必要な医療処置も赤ちゃんと相談して行います。その判断基準は赤ちゃんの笑顔らしいです。

新しい世界の話、とても興味深く、何か人類のことが、少し分かるような気がします。自分は二人子供がいます。胎内教育は孫に期待します。
2014-11-26