陶氏診療院

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70%と30%
カテゴリー 生活の知恵
美健ガイド社出版、医学博士真弓定夫先生監修のマンガ冊子、最新刊が届きました。今回は現代日本食事情③『パンはも~いらない!!』です。(①は『断乳できない哀しい日本人』、②は『白砂糖はも~いらない!!』)

戦後、アメリカの巧みな戦略により、日本の食生活は激変しました。特に主食である米の消費が減り、パンやパスタ等の消費が増えると共に、肉類や乳製品、油脂類も多く摂ることで、戦前では考えられなかった多くの病気や疾患が蔓延し、膨れ上がる医療費(国の税収に匹敵)が私たちの生活を苦しめています。本書を通して、改めて日本型食生活を見直してみては如何でしょうか。( 美健ガイド社出版最新刊紹介により)

最新刊の中で、一番驚いた数字は、70%と30%です。

東洋人の主食はご飯です。水分の含有量は70%です。ご飯を食べると、水分が70%でそのまま摂取され、健康成人の体内水分70%と同じで、新陳代謝に一番効率がいい、省エネルギー食事です。

パンの水分含有量は30%です。そのままでは、飲み込むにくいで、牛乳、ジュース、パターなどの脂質、糖分がないと食べられないでしょう。もし、身体の水分の含有量が30%になると、死亡に至ります。水分のバランスを取るため、パンを食べるとき、水分の摂取も欠かせないです。

身体は毎日食事により、エネルギーを得られます。エネルギー転換する時、消化酵素を消耗します。温度の高い、低い食材、水分の含有量が高い、低い食物、又は消化しにくい食物も、全て余分の消化酵素を消費され、生命の健康維持コストがかかります。

自分の身体を健康維持するため、最善なコストコントロールの勉強が必要です。それを無視すると、身体の栄養バランスが崩れ、病気と言う赤信号が付きます。

出来れば、赤信号が出る前、注意される黄色信号の時、治していただきたいです。

真弓定夫先生監修のマンガ冊子、現代日本食事情や健康教室シリーズの読書を勧めます。

自然災難多い日本、災難時の非常用食として、ご飯のおにぎりすれば、水なくても済みます。パンが出したら、水を備えないと行けないで、ご飯の凄さがそこでも、発揮できます。
2012-07-25