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「黄帝内経」の健康戦略と戦術
カテゴリー 中国医学
「黄帝内経」は中国最古の医学巨著、その健康戦略と戦術が分かりやすい凄い物で、2000年過ぎての今でも応用できる生命力があります。

2000年前出来た「黄帝内経」は、生命運動の謎を探りながら、人体の生命活動のリズムと病気のメカニズムも理解し、「天人合一」(宇宙と個体が一つのこと)の全体概念の指導の基で、理論と医療技術を融合した中国医学理論体系を作り出しました。

「黄帝内経」はただ病気の治療用医学書ではなく、予防、健康養生、さらには人生指導の教養巨典です。

「黄帝内経」の健康戦略と戦術は「素問・上古天真論」の中、20文字で纏めました。法于陰陽(自然陰陽リズムに調和);.和于術数(気功、運動、呼吸法等養生法を習得);飲食有節(年齢、季節に合う食事を摂取);起居有常(規則正しい生活リズム);不作妄労(心、体、精力の過労予防)です。

健康の戦略はまず「法于陰陽」、自然に従うことです。次に戦術「和于術数、飲食有節、起居有常、不作妄労」です。中国医学や世界各国の伝統医学も人を自然に従うことが第一にします。その中、栄養成分やカロリーなど西洋医学の戦術ばかりの健康法より、もっとも人らしさを感じます。

陶氏診療院の漢方アロマ療養師の課程で、その中国医学の真髄を教え、しっかり自分の健康を自分で守る授業を教えています。入門コース六単位(一単位二時間)で、受講随時お待ちしております。
2014-07-15