陶氏診療院

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本場の中国料理を味わう
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診療院の新年会は、診療院の近くに昨年開店した中華料理店「好運来」(北区北15条西4丁目2-20)で行いました。

昨年のオープン時には、両親の退院祝いの席で、個室で提供される巨大な鉄鍋を使用した中国東北地方の名物料理「東北乱炖」や、王さんの得意料理である「燻製セット」(鳥や豆腐などの燻製品)をいただきました。

今回は、店のもう一つの得意料理であるしゃぶしゃぶ鍋を注文しました。中国でよく食べるしゃぶしゃぶ鍋に精通する妻が、店の壁際に備えた食材や10種類の調味たれを自分で好みに調整しながら、三色や二色ではなく、辛くない一色の鍋を注文しました。

普通のしゃぶしゃぶ店でよく見かける野菜や牛肉、ラム肉以外にも、牛の胃袋、レンコン、羊串焼き、魚肉ソーセージ串焼き、中国風のかまぼこ串焼き、鍋に入る中国風のつくね、湯葉など、妻がおすすめする美味しそうな食材がたくさんあり、食欲をそそります。

鍋には牛乳色のスープにネギと大きな真っ赤な棗が浮かび、食材を加えると見た目も賑やかで、新年会の食事にぴったりです。各自が好きな食材を選んで食べ、最後にはスープが透明になり、美味しく飲むことができます。

鍋の中の食材は重さで計り、好きなものを選ぶのも、日本ではあまり見られません。隣の若者が、鍋用の食材を選び、厨房で指定のスープを注文し、一人用の鍋料理「麻辣烫(マーラータン)」*を楽しんでいる光景が面白いです。店外の「北海道初」の立て看板に宣伝された内容が理解できました。辛いのが苦手な方でも、挑戦して味を教えていただければ嬉しいです。

*マーラータンの本場・中国では、「麻辣“湯”」ではなく「麻辣“燙”」と表記されます。「燙」という字は「やけどするほど熱い」という意味です。「麻」は花椒などの痺れる辛さ、「辣」は唐辛子などのピリピリした辛さを意味するので、「痺れて辛くて熱々」な料理ということです。
2024-01-29