陶氏診療院

アクセスカウンター


▼その他バックナンバー
過去ブログはこちらから
急成長した製薬会社
カテゴリー その他
日曜日家族のテレビ電話で、弟から情報で、弟の長男が務めたアメリカの製薬会社米イーライ・リリーが、株価が急伸し、株の資産計算で、アメリカの製薬会社のナンバーワンになりました。理由は「肥満症薬」主要メーカーとして(もう一社はデンマークの製薬大手ノボ・ノルディスク)、販売成績が良かったです。

米株式市場で8日、「肥満症薬」主要メーカーであるデンマークの製薬大手ノボ・ノルディスク、米イーライ・リリーの2社の株価が急伸しました。

ノボは2021年に米国で肥満症薬「ウゴービ」を実用化し、リリーは22年、減量効果が高い糖尿病薬「マンジャロ」(Mounjaro)(一般名チルゼパチドtirzepatide)を発売しました。チルゼパチドは、GIPとGLP-1の両インクレチンの作用を単一分子に統合した週1回投与GIP/GLP-1受容体作動薬です。GIPは、GLP-1受容体作動薬の効果を補完するホルモンです。肥満患者に、心疾患により死亡するリスクが2割低かったとする結果を発表しました。

肥満症は今の先進国だけではなく、全世界の社会問題で、肥満により、様々な病気が生まれました。科学者は、肥満防止ではなく、肥満になった人々にターゲットして、肥満者中の心疾患だけを絞って、死亡リスク二割軽減で、大儲けができるようになりました。まさか、医療はビジネスと言っても、過言ではないです。

肥満になった患者は、治療が必要です。しかし、沢山のリスクの中、心疾患について二割しか効果が効かない薬でも、大変儲けるほど、その世界にはとても歪んでいることが、気づきませんか?今度、肝臓がんや脳梗塞などの数パーセントの効果があることを、発表すれば、なおさら、薬を売れるでしょう。

患者さんは、宣伝と誘導により、製薬会社の犠牲者になることは事実ですけど、そうならないほど、勉強は必要です。肥満になっても、未来の健康体を戻る生活、肥満になっていない方、これから肥満にならない生活習慣も、今から勉強して、習慣化になるほどは、最も根本的は考えではないでしょうか?
2023-08-14