陶氏診療院

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「B型」長寿?
カテゴリー 生活の知恵
2023年1月14日NEWSポストセブンの記事に、『100歳以上の日本人に「B型」が多い不思議 血液型による寿命の違いの背景に「免疫」か』がありました。

「2007年に発表された厚労省の補助金事業「健康長寿に関する要因の研究」のなかで、〈血液型と長寿との関連性について〉という報告があり、そこでは日本人で最も長生きする確率が高いのはB型とされた。慶應大の研究者らが東京在住の百寿者(平均年齢101.2プラスマイナス1.8歳)269人と、東京在住の対象群7153人を比較したところ、百寿者ではB型の割合が高かったのだという。

日本人の血液型は、多い順にA型4割、O型3割、B型2割、AB型1割とされる。それが、右の研究では、百寿者はA型34.2%、B型29.4%、O型28.3%、AB型8.2%という結果になった。百寿者はB型の割合が10ポイントも多い。医療経済ジャーナリストの室井一辰氏が言う。

百寿者にB型が多い理由としては、報告書が分析する通り、病気と血液型の関係が考えられます。A型は細菌感染、O型はウイルス感染しやすく、病気もがんや血栓性疾患はA型、自己免疫疾患や出血性疾患はO型に多い。一方、B型はそれらの病気になりにくく、長寿になった可能性があります。」

または同じ記事に、アメリカの違うデータも紹介しました。

「一方、米国では日本と違った結果が出ている。1999年に米国で出版された『The Answer is in Your Bloodtype』によると、5000人の米国人を調査した結果、血液型別の平均寿命は、O型が86.7歳、B型が78.2歳、AB型が69.5歳、A型が61.6歳だった。

A型が最も短命という結果なのである。同書では、A型は肉類を消化しにくく脂肪として体内に蓄積するため、肉食中心の米国では短命になっていると考察している。

血液型は変えられないが、特性に応じた生活習慣を心がける価値はある。 週刊ポスト2023年1月13・20日号」

血液型は、性格と関係あり、食の選びにも左右され、肉食と草食の好みで、健康と免疫に直接かかわります。A型多い日本人は、肉食に向いていないことは、ある意味で参考になるでしょう。しかし、周囲のA型の人は、肉は好きです。B型の人は、草食でもできます。その差で、寿命まで影響するかしら。
2023-01-20