陶氏診療院

アクセスカウンター


▼生活の知恵バックナンバー
過去ブログはこちらから
薬の主作用と副作用③
カテゴリー 生活の知恵
薬の主作用と副作用は、医者の使い目的によって変わります。利尿薬の例をしましょう。

普通の利尿剤、ラシックス(成分:プロセミド)、説明書を見てください:

【働き】

心臓や腎臓、あるいは肝臓の働きが悪くなると、体に水分がたまり浮腫(むくみ)を生じます。心不全では、肺に水がたまり呼吸が苦しくなることもあります。

このお薬は、強力な利尿薬です。腎臓に作用して尿量を増やし、体にたまった余分な水分をとり除きます。その結果、むくみがとれて血圧が下がります。同時に心臓の負担も軽くなり、体が楽になります。

おもに、浮腫の治療に用います。心臓病や腎臓病、肝臓病にともなうもの、また、女性では生理前のむくみの治療にもよく使われます。

【薬理】

腎臓の尿細管での塩分と水分の再吸収を抑え、尿の量を増やします。血液の無駄な水分が減ることと、血管壁のナトリウムが減ることにより血圧が下がります。

【副作用】

薬が効きすぎると、脱水を起こしたり血圧が下がりすぎて、ひどい脱力感やめまいを起こします。とくに高齢の人、また他の降圧薬と併用するときに注意してください。

血液中のカリウム分やナトリウム分が減ってしまう電解質失調も多いほうです。だるい、力が入らない、のどが渇くといった症状がでてきます。定期的に血液検査を受けるようにしましょう。

そのほか、まれに尿酸値が上昇したり、一時的に耳が聞こえにくくなったりします。重い副作用はほとんどありませんが、いつもと違う症状があらわれたら、早めに受診してください。

長い説明書を見て、分かることは、利尿剤として使う時、以上の説明書です。一番目の副作用は血圧が下がります。

降圧剤の中、プロセミド、商品名はラシックス薬があります。降圧剤としての説明書は主作用と副作用が利尿剤としての説明の主作用と副作用を反対に表示です。

説明書をよく見ると、主作用や副作用が、全部薬の作用することが間違いないです。使用都合により、名前が変わるだけです。頭の理解が変わっても、身体への影響は変わらないです。
2013-08-19