陶氏診療院

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弁証論治
カテゴリー 中国医学
10月11日、漢方アロマ療養師育成校倫理中級コース単位六に、中国医学の「弁証論治」の中医真髄を勉強しました。

西洋医学の診断から始まった医療は、弁病を中心する医学です。病気を診断できなくなると、治療方法も限界にぶつかります。

中国医学では、弁病はあるけど、最も弁証論治は基本です。最も使っている弁証方法は「八綱」(陰陽・表裏・虚実・寒熱)です。その中で、最も大事な弁証は陰陽です。人の病気は様々な症状が出ます。症状により、身体の陰陽を弁証して、その後の治療は方向性は間違いないです。

患者さんは、目の前の症状を言います。熱があると言っても、診察して、温度が高い、体温も上がり、それは実熱で陽です。しかし、手足は熱い、身体も熱い、しかし、診察しても、熱く感じない、体温でも高くないです。それは内熱と言う、虚熱で、陰に属します。

陰陽の違い、治療方法は真逆になります。しっかり臨床弁証論治ができたら、方向性は合います。医療効果も期待できます。

次回の勉強は単位七、弁証論治の治療法則です。11月8日火曜日です。
2022-10-16