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2020年自殺者増えると肺病の関係
カテゴリー 中国医学
2021年1月22日の日本経済新聞社社会・くらし欄に「20年の自殺者2万919人 11年ぶり増加、コロナ影響か」の記事がありました。(https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG05BX30V00C21A1000000/

「警察庁と厚生労働省は22日、2020年の自殺者数は前年比750人増(3.7%増)の2万919人(速報値)だったと発表した。これまで10年連続で減少していたが、リーマン・ショック直後の09年以来11年ぶりに増加に転じた。女性や若年層の増加が目立ち、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛や生活環境の変化が影響した恐れがある。・・・・・・増減率では20代(2287人)が17%増(同329人増)と最も高かった。19歳以下の未成年は14%増(同86人増)の707人だった。・・・高校生についても過去最多だった。」

厚労省自殺対策推進室の担当者は自殺者増える原因は「経済問題が要因とみられる自殺が目立っており、相談窓口を拡充して必要な支援につなげられるよう取り組みたい」と対策を語りました。
経済問題は、20代や未成年、特に高校生の自殺者増える原因には説明しきれないでしょう。ほかの原因も考えないと、問題の解決にならないでしょう。

中国医学では、五臓六腑と人々の情緒につながりました。肝臓病になると、怒りっぽくなり、勿論、いつも怒る人は、肝臓も異常になります。お酒を飲むと、肝臓の機能を亢進して、怒りやすくなり、お酒後の喧嘩も絶えないでしょう。では、自殺と関連する情緒と臓器は何ですか。陰陽五行理論によると、肺の病気になると、憂い情緒になり、自殺傾向が多くなります。

新型コロナウイルス流行により、治らない肺炎が発作すると、憂い感情も払えない、特に、精神未熟な未成年は、極端な行動を起こしやすいでしょう。厚労省自殺対策推進室から、相談の窓口増えても、根本的な問題は新型コロナウイルス流行を解決しないと、また対症療法になり、効果は期待できないでしょう。

ウイルス感染に有効な漢方があり、子供に新型コロナウイルスに感染や濃厚接触者に、積極的に漢方を飲んで、予防的に手を打つと、いい結果になる可能性があるではないでしょうか。肺と大腸は表裏関係で、自殺防止には、肺と大腸を元気になりましょう。
2021-02-07