陶氏診療院

アクセスカウンター


▼その他バックナンバー
過去ブログはこちらから
同級生の脳幹出血
カテゴリー その他
先日、大学の同級生が脳幹出血で、ICUで緊急治療を行っているメールが来て、とても驚きました。

医学大学で、最後の一年、同じ部屋で一年も共同生活して、卒業後四か月一緒に戦場研修四か月して、現在蘇州の地方病院胸部外科医として、勤務しています。学生時から、たばこが好き、お酒も飲み、四人一部屋の三人とも、トランプのブリッジゲームが好きで、夜寝る前、部屋の隅でブリッジの話で盛り上がり、夜中でもプレーする時もありました。冬時、寒い部屋で、三人とも、プレーする時に、たばこはやめれないです。私は、たばこが嫌いだから、窓を開けました。暖かいコートを来て、プレーをした記憶がありました。

2006年、卒業20年時、中国に同窓会で、たばこ吸う同級生に会いました。相変わらず、どこに行っても、たばこを吸っていました。やめた方がいいと助言しても、言い訳が来ました。彼はたばこ生産地の農村部に二年医療支援に行きました。たばこ生産する農家さんの中、自分のたばこの品質を確認するため、皆さんがたばこを吸います。しかし、肺がんがないというデータにより、たばこは大丈夫と言っていました。

彼の返事を聞いて、自分の行動を弁解する人の弱さを感じました。田舎で、きれいな空気の環境、特に田舎の風通りがいい住まいで、終夜24時間、空気がいいから、特に肺や血管の修復時間、夜中も空気が奇麗だから、肺がんが少ないです。しかし、同じ村の人々が、大都市に出稼ぎに行く者は、全員肺がんになって、その統計データが無視はできないです。

まだ57歳、一番病院として頼りの循環器心臓外科専門医、自分は自分の専門分野で倒れたことは、とても悲しいです。10年前も、肝臓病専門の同級生は、自分の大学で教授になったばかりで、肝臓がんで亡くなりました。そのような教訓は、だれか引き受けないと、とても医療従事者としては、恥ずかしいか、無責任か、寂しいか、可哀そうか、許せないか、何とも言えない複雑な気持ちでした。

生存率低い脳幹出血、幸いすぐ救急治療を始め、定点出血減圧手術を成功して、意識レベルが改善を始めたようです。早く回復してほしいです。

同じ部屋に住んだ三人は、三年前上海で同窓会の写真が見つかり、真ん中は今回倒れた同級生で、今回の苦難から立ちなおってほしいです。
2020-06-08