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朗報:「武漢の臨時病院、全て閉鎖に 患者1万2000人を受け入れ 中国」
カテゴリー その他
武漢の臨時病院、全て閉鎖に 患者1万2000人を受け入れ 中国

3/11(水) 15:39配信CNS(China News Service)

武漢の臨時病院、全て閉鎖に 患者1万2000人を受け入れ 中国

武漢市の洪山体育館の臨時医療施設(2020年3月10日撮影)。

【CNS】中国・湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)の「洪山体育館武昌方艙医院(臨時医療施設)」は10日午後、最後の患者が退院し、武漢市の新型コロナウイルス感染者を収容・治療していた「方艙医院」は全て閉鎖された。

【写真】防護服に記念の言葉を書く医療関係者たち

 武漢市は16か所の方艙医院をつくり、患者の収容・治療態勢は大幅に拡大された。統計によると、武漢の患者の4人に1人は方艙医院で治療されたことになる。2月27日以降はベッドに空きが出るようになり、ベッド不足の状況は全く見られなくなった。

 方艙医院では、計1万2000人が治療を受け、軽症患者の重症化を効果的に抑制した。国家衛生健康委員会(NHC)の馬暁偉(Ma Xiaowei)主任は2月28日、「方艙医院では、医療関係者の感染ゼロ、患者の死亡ゼロ、患者の再発ゼロを実現し、名実ともに『命を救う病院』となった」と語った。

 中国工程院の呼吸重症医学専門家である王辰(Wang Chen)院士は「方艙医院は中国と世界の救急医療のシステム設計にとって参考にできるもので、建築基準を定める際に、例えば大型の展示施設や体育館、倉庫などは改造可能なようにあらかじめ空間を残しておくことを提案したい」と話している。(c)CNS/JCM/AFPBB News

※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。
2020-03-12