陶氏診療院

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伝染病の中国の対応
カテゴリー その他
2019年12月8日、武漢発の新型コロナウイルス(SARI/世界保健機関(WHO)が呼ぶところの2019年新型コロナウイルス(2019-nCoV))により肺炎患者が報告され、伝染病として、中国全国から世界へ流行する傾向があり、2020年1月1日、病気の発生地の武漢海鮮市場を閉鎖し、1月23日10時から、武漢市のバス、列車、飛行機、船などの交通網の閉鎖、武漢市から出ないように国の指令が出ました。病原菌のウイルスを一ヶ月究明して、診断キットを現地整備し始まりました。

国からの発表は、今回の感染発病した人の医療費は全額国が負担します。そのための中国旧正月に帰省するための移動チケットも全額返金でき、手数料もかからないなど発表されました。

2003年広東省発のSARS(重症急性呼吸器症候群)は世界で大きな災難を起こしました。2002~2003年春に蔓延したSARSが最終的に8098人に感染、774人が死亡したことを教訓として、何とか今回の伝染病の対応に生かしているでしょう。

病気の元々の原因は、人々の食習慣からでした。野生動物(蛇やコウモリなど)を珍味として、自分の権力や見栄を示すように、してはいけないことをしたことで、一種の自業自得の結果でしょう。しかし、本人だけならいいけど、巻き込まれた人々は可哀そうです。

今回の感染は中年男性が多く、子供はまだ報告がないことから、しっかりした免疫力を持っていれば、人類の自然治癒力はまだ効くほど、新型コロナウイルスは弱い方です。感染は空気から、呼吸器、結膜、粘膜から身体に侵入し、肺の炎症を起こします。重症になると、死に至ります。現在中国全国確定した患者は554名、死亡者は17名です。早くおさまる事を願います。自宅で予防策として、漢方アロマ燻蒸を勧めます。
2020-01-24