▼講演会バックナンバー
2025-12-18
100回施療記念(好酸球性多発血管炎性肉芽腫症)
2025-12-16
生命とエネルギー
2025-12-15
次元と共鳴
2025-12-11
中国医学と哲学②
2025-12-09
病気と元気 ― 同じ「気」から生まれるもの
2025-12-06
ノーベル生理・医学賞に輝いた中国医学理論の魅力
2025-12-03
『黄帝内経』の根底にある哲学
2025-11-30
量子療法における「粒子治療(西洋医学)」と「波動治療(中国医学)」の体系化
2025-11-29
漢字は “文字”ではなく “文明そのもの”ーー四大文明とその文字の“今”
2025-11-22
睡眠不足がもたらす認知機能への深刻な影響
2025-11-20
食と薬
2025-11-19
医学の根底にあるテーマは哲学である
2025-11-18
予防と治療について
2025-11-17
人間の生命のマクロ世界とミクロ世界とその法則
2025-11-16
第32回日本未病学会学術総会に参加
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人間の医者・動物の医者・樹木の医者
カテゴリー 講演会
医者、獣医師、樹木医は医者なのに、それぞれの治療相手が人、動物、樹木と違います。もし、難しさを比べると、話せる人、動く動物より、喋れない、動かないの樹木医は一番難しいでしょう。
医者だから、相手を治して元気に戻すのが目的です。しかし、相手の状況が分からないと、診断治療はできないでしょう。
人間の医者では小児医が大変だけど、それでも親からの情報が来ます。動物なら、ペットの飼い主がいるけど、野生の動物なら、情報が少ないでしょう。最も樹木は一番大変と思います。土下の状況は分からないままで、土上の現象を分析して、見えない根の問題、土の問題、環境の問題を見つけ、適切な治療を行います。
診断の難しさは樹木医が一番けど、治療の効果も樹木医には表し安いでしょう。植物は一番「素直」で、提供する環境の中で生きているから、環境が変われば、結果がすぐ出るでしょう。
人間の医者は、樹木医の優れた観察力を身に付け、見えない世界が見えるような能力を発揮すれば、普段の診療も楽しみになるでしょう。
*写真は東京の園芸師のベンジャミンカットの傑作。
医者だから、相手を治して元気に戻すのが目的です。しかし、相手の状況が分からないと、診断治療はできないでしょう。
人間の医者では小児医が大変だけど、それでも親からの情報が来ます。動物なら、ペットの飼い主がいるけど、野生の動物なら、情報が少ないでしょう。最も樹木は一番大変と思います。土下の状況は分からないままで、土上の現象を分析して、見えない根の問題、土の問題、環境の問題を見つけ、適切な治療を行います。
診断の難しさは樹木医が一番けど、治療の効果も樹木医には表し安いでしょう。植物は一番「素直」で、提供する環境の中で生きているから、環境が変われば、結果がすぐ出るでしょう。
人間の医者は、樹木医の優れた観察力を身に付け、見えない世界が見えるような能力を発揮すれば、普段の診療も楽しみになるでしょう。
*写真は東京の園芸師のベンジャミンカットの傑作。
2018-05-08



