陶氏診療院

アクセスカウンター


▼その他バックナンバー
過去ブログはこちらから
中国古代薬局前の対聯*
カテゴリー その他
中国古代薬局前の対聯は「上聯:但愿世间人无病、下聯:宁可架上药生尘。横批:天下平安」(世の中に病人がいないように、薬棚に塵が積もっても構いません。天下平安)

薬は漢方医の販売する商品でもあり、しかし、医学は仁術で、患者へ提供する漢方は用意するけど、販売して儲けるの発想は全くないです。漢方薬を売れるほど、患者が増えるの意味で、漢方薬局の本意ではありませんでした。

現在中国古代薬局の対聯は中国医学の博物館にしか見れませんです。今の中国の薬局は安売りやセット売りを促販売して、人の命を助ける物を一般の商品と同じレベルで考え、販売しています。

さらに農家さんが農薬使って生産する農産品が自分は食べない、医者が患者さんへ出した抗がん剤は自分の親戚や自分に使用しない、遺伝子組み換えの種を作るモンサントの工場の社員食堂では、遺伝子組み換え食品が使われていないなど、現代人の考えは古代より、ある分野で下がっていることに気付きました。

幸い、自分は商売下手だから、医学のことを一生懸命することは、天職としてとても似合い、楽しんでしています。古代薬局の対聯の精神を守って、薬なしの健康法で、患者への良いサービスを提供します。

*対聯(ついれん)とは、門の両脇などに対句を記したものを言う。中国の伝統的な建物の両側と上に張る装飾のひとつである。右側に張るのは「 上聯」、左側に張るのは「下聯」、上に張るのは「横批」と言う。
2018-05-07