陶氏診療院

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睡眠と太陽⑦睡眠の時間問題
カテゴリー 中国医学
睡眠時間問題について、一つの過ちを直して欲しいです。「眠くなったら寝ればいい、自然に目醒めたらいい睡眠、十分寝る時間を得れば、いい睡眠、元気になる、健康だよ。」それは正しくないです。以下のことを考えて見ましょう。

睡眠は只の「何時間を寝た」の問題ではないです。「今日は8、9時間寝たら、元気だよ」とは言えないです。睡眠は何時から何時間寝たかが大事です。夜9時から朝3時は一日の冬です。冬は「蔵」(たくわえ)を司ります。陽気は冬眠期間に入り、お金でも買えない睡眠の時間です。人々は、その時間の通りに寝れば、まるで地球丸の舟に乗船して、その舟のリズムに従い、健康になります。もし、一時間遅れて、乗船に間に合わない場合、翌日三時間を寝ても、戻らないでしょう。まるで、大学受験時に、まだ勉強にパワーを全開しないと、受験後後悔しても、結果は変わらないでしょう。


皆さんにそのような経験がないでしょうか。夜寝て、朝、目が醒めると時間が短く感じます。しかし、眠くて仮眠をしても、長く感じた時間は目が醒めるとたった2、3時間しかたっていない時がありませんか?

夜寝るとき、太陽は地球の裏側にいます。身体の陽気も重力の影響で、上昇する陽気も沈む気になり、その時からだの陽気は「陰」に属します。夜睡眠は充電しているから、深い睡眠が出来、長い時間でも短く感じます。

昼は太陽が頭の上にいます。引力は上昇します。身体の陽気の上昇と一致して、昼に寝ても浅くなり、時間、質、健康効果など夜の睡眠と比べられない世界です。そのため、先祖からの教訓は「早寝早起き」、「睡眠は第一の養生法」、睡眠はお天道様からの補い、人力の補うよりお天道の補うの法が効く」、「睡眠は養生の七割」などです。

もし可能であれば、夜勤はしないことです。夜勤は身体の損傷は大きいです。なぜなら、人は太陽の引力と縄引きしています。太陽の重さは地球の30万倍以上、体積は地球の100万倍以上です。では人間の身体の重さは地球の何割かを計算してみると、太陽の引力に勝てないことは十分理解できるでしょう。もし、どうしても夜勤が必要な時、出来ればある長い周期の交代がいいです。頻繁に出勤の時間が変わると、身体の時差ぼけで、健康被害が累積したら、大変なことになります。

もし、以上の「睡眠と太陽」のシリーズを読んで、理解して実践すれば、健康の7割が保障できるでしょう。残した情緒、飲食、調節を1割ずつ把握したら、健康も楽しくなるでしょう。

今の現代生活、ゴマを拾い、スイカを落とすほど(大事なものを落とす意味の中国の諺、日本語で「雀脅して鶴失う(すずめおどしてつるうしなう)」)、大量な時間や財力、クスリの力を利用しています。実は人力、薬力はお天道様の力と比べ、チリのような小さな事でしょう、チリでも、大自然と融合したら、長寿不老になり、チリは大自然に離れると、瞬間に消えることになるでしょう。縁があって、そのことを理解して、実践しましょう。
2015-05-04