陶氏診療院

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唾液と健康
カテゴリー 中国医学
土日の学会同時通訳して、気になることがありました。発表する先生の唾液が少ないから、話しする時、よく舌が乾いた音が伝えてきて、勝てに心配しています。

医者の不養生の話があるけど、医者こそ、健康のモデルになってほしいです。

唾液が少ないとは、中国医学では腎機能の低下と考えます。腎機能は直接生命力(自然治癒力)と関わります。唾液が少ないなら、生命力の低下とも考えられます。いろいろな炎症や癌になりやすいから、生活習慣病のリスクも高くなり、身体からの「未病」の信号として、注意するべきでしょう。

月曜日(7月10日)、四十代前半の患者が来ました。緑内障で、施療は一年になりました。眼圧も改善して、最近は医者から、唾液が増えたと褒められ、とても喜んで報告に来ました。

私も患者さんに話したことがあります。普段病院へ行かないから、10年前、歯医者の患者さんへ、歯のチェックが何件へ行きました。皆さんが同じことが言いました。「陶先生の唾液が多いですね。」それも自分の自慢話です。

唾液が多いのは子供時によく見られます。涎掛けをするほど、赤ちゃんには必要があります。最近の赤ちゃんが、涎掛けしなくなり、どうしたかなが気になります。

西洋医学では唾液や涙などの分泌少ない病気がたくさんあり、原因が分からないから、治療の方法も定まらないです。

患者さんが一年の体質改善を実践し、自分が健康に戻るとともに、息子や旦那にも指導して、みんなが少しずつ良くなりました。風邪が引かなくなり、疲れが取れやすくなり、家族の笑顔が増えました。

唾液は健康のバロメーターです。あなたも時々チェックしてください。
2017-07-11