陶氏診療院

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大雪の札幌の冬
今季最強・最長寒波の影響で、北陸をはじめ日本海側では、平年を大きく上回る積雪が続いている。札幌でも、25日午後6時までの24時間に降った雪の量は54センチとなり、1月としては統計開始以来、最も多い記録になったという。

交通機関にも影響が出ている。JR北海道は快速エアポート140本以上を含む計487本が運休し、新千歳空港でも発着66便が欠航したと報じられていた。数字として並べると、改めて今回の雪の多さを実感する。

札幌北区の自宅周辺も、しっかりと雪に覆われていた。午後四時半、雪が一時的に弱まったのを見計らって、外出の準備を兼ねて車庫前の除雪をする。見た目には60センチ超えるほど積もっているようで、除雪機を使い、一時間ほど作業を続けた。これほどの量は、記憶の中でも多いほうかもしれない。

雪は軽めだったが、横に飛ばして積み上げた雪山が時折崩れ、そのたびに手を止めることになった。昨年は一度も除雪機を使わなかったのに、今季はすでに六回目になる。冬の性格が、年ごとに少しずつ違うように感じられる。

作業の合間、妻と「札幌の冬はやはり生活には不便だね」と話した。年を重ねたら、冬の間だけでも南で過ごすのも一つの選択かもしれない、そんな他愛のない会話だった。

北海道は、昔から「家の中は暖かい」と言われてきた。中島公園の池にスケートリンクができていた時代は、もう遠い記憶になりつつある。それでも雪は毎年、気温とは別の理屈で、黙々と降り積もる。まとめて降れば、やはり多く感じる。

まだ身体は動く。雪かきを運動と思いながら、あと何年、こうして冬の雪と向き合えるだろうかと、ふと考える。

きれいに除雪された車庫前の車道を眺め、今夜のバドミントンは問題なく行けそうだと思った。大雪の一日も、こうして静かに終わっていく。
2026-01-26