陶氏診療院

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日本の曜日と陰陽五行(2-1)
カテゴリー 中国医学
日本に来ると、一番びっくりする事は、日本での中国医学の陰陽五行の応用レベルです。

もしか後の文書を読むと、全日本人と中国人が対決すると、陰陽五行を言えるのは、日本人は100%、中国人が50%も超えないでしょう。

なぜなら、日本の曜日を見てください。

日、月、火、水、木、金、土、誰でも分かっている漢字です。日、月は太陽と太陰のことで、陰陽の事です。火、水、木、金、土は五行の基本要素です。毎日使っている日本人こそ、五行を全部言えない中国人より知っていることを理解できるでしょう。

しかし、毎日使っていても、それが陰陽と五行の内容とは、知らない日本人が多いです。昔、中国でも使っていたと言われ、今は中国では曜日は「星期」と言う、日曜日は「星期日」で、月曜日から「星期一、二、・・・六」となり、五行の漢字を使わないため、五行の内容は別の形で勉強と記憶が必要です。その理由で、中国人は全員五行を言えないわけです。

陰陽は世界を二分化して理解する考え方、五行は世界を五分化して理解する考え方の通路です。それは五臓と対応して、自然界の五行の現象を使い、五臓の機能を理解する画期的な発想で、人体と自然に繋がりました。古代の人々の感性がとても高いことに感心しました。

12月11日のFMラジオの生健康話中の内容です。

陰陽の分け方が大雑把と思えば、五行を勉強すると、身体の理解と健康維持に役に立ちます。五行の名前と内臓の内容が一致すれば、その順番と関係を生かして、五臓六腑の働きも分かりやすいです。
2014-12-13