陶氏診療院

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「自分は探すもんじゃなく決めるもんだ。 作るもんだ。」
カテゴリー 日本
5/30(木)、札幌市倫理法人会第1381回の経営者モーニングセミナーに、37歳の経営者、北一ミート株式会社取締役営業部長、北海道フードマイスター田村健一氏が「自分は探すもんじゃなく決めるもんだ。 作るもんだ。」というテーマで講話されました。

S51年肉屋の家に生まれた田村氏、19歳から現在まで18年間北一ミートに勤務、サラリーマンから、経営者になるまでの心境を語り、経営者と不満に思う社員の世界を暴露し、目標を決める経営者とそれに従わなければならない従業員のモチベーションの差に注目しました。

「仕事を好きになれば、業績も伸びる。社員が仕事を好きになれないのは経営者の責任です。」と田村氏が自分の経験から明言しました。入社当時は将来の経営者として、仕事の面白さを感じなかったそうです。しかし、ある車のセールスマンと出会い、車に対しての情熱、車を購入されるお客様への熱いセールストークにすごく感銘したそうです。肉屋さんとして、動物の肉の捌く方法や、肉の部位、種類について、プロと自負した自分、肉の調理法や美味しい食べ方について、知識がセロでした。それに気付いた田村さんが、社内から初めて肉の調理を勉強し始めました。安い和牛の脂、野菜炒めに使うと、和牛の高級香と野菜の旨みを出すに、ぴったり一致することを発見するなど、肉屋さんの仕事を楽しく感じ始めました。

田村氏はマイホームの夢を持ち、同時に社員の月5万円給料アップの目標を立て、社員と一緒にモチベーションを高め、会社の売り上げと自分の目標も達成しました。

しかし、自分のマイホームが手に入った途端、会社の売り上げが下がり始めました。後に気付いたのは、新たな目標がない自分のいることと田村氏が言いました。そこで、自分に新たな夢と目標を作り、自分の年表を書き始めました。過去の年表を埋めた後、未来の自分もはっきり書きました。なんと136歳までの夢!今は、年表を見ることが毎朝の日課になりました。「仕事が好き、人生は変わる」の言葉を講話中、田村氏は何回も言いました。目標を作り、 「自分は探すもんじゃなく決めるもんだ。 作るもんだ。」と力強いイメージが残りました。
2013-05-31