陶氏診療院

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11月23日、札幌貞禎心会病院主催の新型コロナウイルス感染症勉強会「コロナウイルス感染症の基礎知識とmRNA製剤による」の講演会をネットで参加しました。講師は京都大学ウイルス・再生医科学研究所ウイルス共進化分野准教授宮沢孝幸先生です。予定二時間の講演会は四時間まで行い、宮沢先生の情熱を十分感じました。

勉強会を通じて、今までの疑問や思ったことが晴れて、もっと自信が付きました。これからの新型コロナ感染症に対しての対策も分かりました。

宮沢先生の意見は、まず不自然な新型コロナウイルスの配列から、今のオミクロン変異株は、ほぼ人工の可能性があり、これから各国からの論文も出ます。

ワクチンの安全性について、今回のmRNA新型コロナのワクチンは、ウイルスの単一スパイクたんぱく質のみをターゲットして、設計段階は問題あり、臨床にも予防効果はないだけではなく、免疫低下(抗体による感染増加ADE)の害もはっきり出ました。女性や子供に絶対勧めないでしょう。80歳超えたハイリスクの方のみなら、考えます。

免疫働く抗体の種類は、IgG(感染後)、IgM(感染時)、IgA(粘膜、腸管にある)、IgD(役割不明)、IgE(アレルギーに関与)ワクチンから生産された抗体、発表したのはIgG(中和の作用が最も強い)は血液に存在し、それだけ予防効果判定には意味不明でした。肝心なの感染予防の粘膜腸管系IgAの検査データがない、粘膜や皮膚のあるIgAがあれば、呼吸系のウイルスの感染予防に意味があり、血液中のIgGは感染予防に対して、無意味でした。それでも、そのIgGのデータで、予防効果をピーアルすることは、詐欺と同じではないでしょうか。

弱毒した現在のオミクロン変異株の感染は、ワクチンより副作用が少ないから、ワクチン接種の意味は見えてこないです。

自分の免疫力を、自分で作り、人工関与することは、予測できないリスクがあることを勉強になりました。
2022-11-25