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2024-11-04
財界さっぽろ:予防医学最先端
2024-11-02
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.56 痛みの陰陽
2024-10-08
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.55 経営と認識の次元
2024-09-04
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.54 平均寿命と成功者の望み
2024-08-02
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.53 否定の言葉 肯定の言葉
2024-07-15
陶恵栄陶氏診療院院長が「デ・アウネさっぽろ」で特別講演
2024-07-02
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.52 植物の感情
2024-06-05
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.51 流水不腐 戸枢不蠹
2024-05-17
中国医学経絡理論と漢方医学に基づいた 独立開業を目指すスクール
2024-05-03
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.50 健康な日光浴の陰陽
2024-04-03
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.49 健康の加減
2024-03-15
治未病
2024-03-02
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.48 風邪と健康
2024-02-09
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.47 健康診断は何を診断するか
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ドクター陶の健康コラム・新連載・vol.23 百尺竿頭一歩を進む
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高陽社の月間コーヨーライフ2022年二月号に、「ドクター陶の健康コラム・新連載」。内容を紹介します。
百尺竿頭一歩を進む
中国のことわざに、「百尺竿頭更新一歩」という言葉があります。日本でも「百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)一歩を進む」と言います。
「百尺竿頭」とは、約30mもの長さの竿の先端。転じて、仏教で修行を積み、努力にまた努力を重ね、最高の境地に達することを指します。
そして「一歩を進む」は、その到達し得た境地から、さらに努力して前進することを意味します。
私は子供の頃、親からいつも、このことわざで励まされてきました。五十歳を過ぎた頃、なぜ人々はそこまでして高い所を目指すのだろう、と考えるようになりました。
山に登ると、頂上に行きたくなります。頂上にたどり着いたら、視野が一気に広がり、より高い山が目に入ります。するとまた、次の目標が生まれます。その営みは永遠に続くかのように思えます。終わりなき高い目標はなぜ生まれるのでしょう?
その答えは、人間とは進化する生き物だからではないでしょうか。現状に満足せず、絶えず前進を続ける人は、進化をしているのです。
物質的な限界が訪れても、人間は物質を超える武器をもっています。それはすなわち、人間の想像力です。瞑想をし、想像力を働かせて、物質の壁を越える人たちがいます。その結果、新たな世界が見え、より高い目標を得ることができるのです。
「百尺竿頭」はまだ見えている世界です。しかし、そこからさらに「一歩を進む」と、未知の世界があります。この世界は人々の想像に任されていて、物質の世界から、非物質世界へと誘われる言葉の裏に、見えないけれども、宇宙と繋がる赤い糸が存在するかのように思います。
また、これを親から子どもへ未来への励ましの言葉として紐解くと、未来とは「無限」の世界です。見えることのない無限の世界に到達するには、想像力以外にまだ何かあるのかもしれないです。親の枠を突破し、子孫が発展していくことは、人類の進化の真理ではないでしょうか。
百尺竿頭一歩を進む
中国のことわざに、「百尺竿頭更新一歩」という言葉があります。日本でも「百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)一歩を進む」と言います。
「百尺竿頭」とは、約30mもの長さの竿の先端。転じて、仏教で修行を積み、努力にまた努力を重ね、最高の境地に達することを指します。
そして「一歩を進む」は、その到達し得た境地から、さらに努力して前進することを意味します。
私は子供の頃、親からいつも、このことわざで励まされてきました。五十歳を過ぎた頃、なぜ人々はそこまでして高い所を目指すのだろう、と考えるようになりました。
山に登ると、頂上に行きたくなります。頂上にたどり着いたら、視野が一気に広がり、より高い山が目に入ります。するとまた、次の目標が生まれます。その営みは永遠に続くかのように思えます。終わりなき高い目標はなぜ生まれるのでしょう?
その答えは、人間とは進化する生き物だからではないでしょうか。現状に満足せず、絶えず前進を続ける人は、進化をしているのです。
物質的な限界が訪れても、人間は物質を超える武器をもっています。それはすなわち、人間の想像力です。瞑想をし、想像力を働かせて、物質の壁を越える人たちがいます。その結果、新たな世界が見え、より高い目標を得ることができるのです。
「百尺竿頭」はまだ見えている世界です。しかし、そこからさらに「一歩を進む」と、未知の世界があります。この世界は人々の想像に任されていて、物質の世界から、非物質世界へと誘われる言葉の裏に、見えないけれども、宇宙と繋がる赤い糸が存在するかのように思います。
また、これを親から子どもへ未来への励ましの言葉として紐解くと、未来とは「無限」の世界です。見えることのない無限の世界に到達するには、想像力以外にまだ何かあるのかもしれないです。親の枠を突破し、子孫が発展していくことは、人類の進化の真理ではないでしょうか。
2022-02-06