陶氏診療院

アクセスカウンター


▼講演会バックナンバー
過去ブログはこちらから
植物状態患者の治療から見る統合医療の役割
カテゴリー 講演会
北海道元気まつり2013、12名の各分野で活躍している統合医療の実践者が講師として、医療セミナー二日間行いました。

二日目最終講演として、 「統合医療から見た西洋、東洋、代替医学の魅力」のテーマで、植物状態患者の治療やがん、糖尿病の患者指導の経過で、統合医療の役割と重要性を語りました。

Nami.Z、女性、19才交通事故後遺症、1996年10月8日、自動車単独事故で、植物状態になった。病気の原因が事故で、脳挫傷、身体が多数骨折「陰病」などがあり、救急医療を得意の西洋医学で救命治療と骨折などを完治した。
事故での衝撃が脳の損傷を残し、全身流れた「気」を遮断され、呼吸、心臓を正常に回復しても、意識が回復しない、「陽病」になった。「気」を流す得意の中国医学で、針治療してから二週間で、意識が戻り、代替医療、リハビリにより、今は元気に普通生活をしている。

Kentarou.A 男性 65才腎臓がん術後、膀胱がん(転移) 、2000年4月右腎臓癌早期発見、8月札幌市の病院で、右腎臓癌切除手術を受け、2001年11月膀胱がん転移を検査で発見、膀胱内視鏡で、がん(一箇所)を切除し、抗癌治療を行い、 2002年9月膀胱がんを再発、内視鏡で、二回目(三箇所)摘除し、抗癌治療を続け、10月再検査時、膀胱がんが拡散し、内視鏡処置できない、抗癌治療をしながら、11月から西洋医学医療から中国医学医療を始め、陶氏療法を実施、気:中国伝統療法「陶氏療法」週に一回 水:還元水2.5~3.0L/day 、血:FFC 300ml/day(60ml,5回/日)、免疫機能: TF PLUSなどでした。三週間後、札幌の病院で、膀胱内視鏡検査時、癌細胞が発見できず、細胞検査、癌細胞が無い。二年間半、五回細胞診再検査で、癌細胞が発見できず。現在(76才)、健康で社会活動生活をしている。

病気は予防が大事で、病気になった時、西洋医学、東洋医学、代替医学などの特徴を理解することと、それを生かして、統合医療で自分の最善を作ることも重要です。統合医学を考える先生がたくさんいることを知ることや、自分で選べる医療を実践する意識を高めることが、今回講演の目的です。

二日のセミナーをほぼ聞きました。皆さんの統合医療の考え方と実践方法が、素晴らしいの一言しかないです。来年、もっと沢山の一般受講者が参加することを期待します。
2013-10-16