陶氏診療院

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文化の生命力と健康寿命
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世界の古代文明、エジプト文明(紀元前3000年頃)、メソポタミア文明(紀元前3000年頃)、インダス文明((紀元前2500年頃))、中国文明(紀元前3000年頃)、今まで継続的につながっているのは中国文明しかないです。その理由は様々あるけど、残るのは文明の生命力ではないですか?

なぜ中国文明の生命力は強いのか?中国文明の最も有力な特徴は中国の文化とその文化から生まれた中国医学から、生命力が見えてくるでしょう。天人合一*の中華思想は、中国医学中で陰陽五行の理論に一貫して、身体と宇宙を統一して、生命力も無限に伸びるでしょう。

中国医学の思想から、患者への健康指導は、年数を重なると、その威力を実感します。まさに四次元の中国医学では、視点の違いから、行動と結果も違ってきます。四か月の体質改善から、数年、数十年をかけて、生命の驚異的なパワーが、やればできる世界で、納得します。健康寿命も同じように、宇宙観、世界観を正しく持てれば、伸びることもでき、楽しくなり、一生の最高の達成感になるでしょう。宇宙を観察したら、人の身体を見る、その繁栄は全身経絡とツボの名前に表し、宇宙の規則を身体に反映して、循環と繰り返すことも理解でき、宇宙の一つ生命を宇宙と共に共鳴したら、健康も見えてくるでしょう。

自分の健康から始め、家族や愛する人の健康を支えたら、いかがですか?

*てんじんごういつ 【天人合一】
中国の世界観の一つで、天と人とは理を媒介にして一つのつながりだと考えるもの。古代には、人の心・性は天と通じあっていると考え(孟子)、また人には天が投影していると考えた(董仲舒)。この考え方が宋代に発展し、宋学の重要な基礎観念となった。とくに董仲舒(前漢の人)のを天人相関説ともいう。(Weblio 辞書より)
2020-07-22