陶氏診療院

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身近な凄い企業
カテゴリー 日本
同友会札幌支部北地区会の例会担当打ち合わせのため、高解像度ボアホールカメラシステムで、世界に誇る技術を持っている中小企業株式会社レアックスに訪問し、会社の技術と社長の紹介を聞きました。

地質調査の会社は、世界四社ほどあり、三社はアメリカで、残りは日本にあり、なんと札幌市内住宅の中にあり、株式会社レアックスです。現在二代目の社長成田昌幸氏と35名の社員で、世界に活躍している仕事をして、去年新聞や雑誌など、たくさん記事に紹介され、国内シェアの9割を占めることで、地質・環境調査を行っています。

まず、営業部課長の鈴木さんから、実際の高解像度ボアホールカメラシステムを紹介して頂き、アースダイバー体験をしました。アースダイバーはボーリング孔において内部からの目視観察を行うための疑似体験プログラムです。実物を地中で見ているかのように表見されるVR画像は、BIP-6による高画像度画像によって実現されています。

リアルな岩の地質を見て、感動しました。さらに、JICAの仕事で、南米ボリビアでの井戸観察のビデオを見せられ、なんと下がった井戸水の水面に、大量のカエルが見えました。驚きの光景でした。洗浄前後の目詰まりした壁面がはっきり変わり、水面が下がる問題も解決しました。簡単に問題解決して、井戸の給水量低下、水の汚濁などのトラブルの原因を映像化することで、適切な対応方法の解決が可能となり、国内外の給水事業の維持管理と長寿命化に貢献しました。

世界に四つしかないすごい技術を持っている会社は、我々の仲間であることを知り、今回の打ち合わせは大変勉強になりました。3月の例会も、その反響も楽しみにしております。
2020-01-08