陶氏診療院

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健康意識と健康寿命
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ある心理行動実験があります。コップに満杯の水を用意して、子どもに場所Aから数メートル離れた場所Bに移動する実験で、「こぼさないで運ぶ」と「運び」の号令をかけて、10名ずつ二つグループの行動観察をしました。溢す少ないのグループはどちですか?

結果は「こぼさないで運ぶ」グループは全員溢しました。ただ「運び」だけのグループは半分以上溢さなかったです。

その結果分析すると、コップの水を溢すことを知らせ、「溢さない」号令を意識すると、運ぶときには、目標はコップで、少々緊張したら、水を溢すでしょう。

「運び」だけのグループの子供は、目標は運ぶ目的で、落ち着いて運ぶ子供がいるから、溢していないことが多いです。

目標により、行動結果が変わるという事が、今回の心理行動テストです。それを延長して、病気と健康を目標としたら、病気にならないよう意識している人は、病気に近づいて行くでしょう。健康を目標に行くなら、半分の人は病気にならない可能性が出てくるでしょう。

健康意識と健康寿命も同じ世界で、目標意識が違えば、結果も違うでしょう。否定な言葉より、肯定な言葉に変えるだけで、人生も変わるかもしれないです。これからも健康を意識して、健康寿命を作りましょう。
2018-09-18