陶氏診療院

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食の徳と不徳
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食の漢字は人に良くなると書き、その通りに食を扱えば、人に良くなり、徳を積むと、自分以外に他人も地球も良くなるでしょう。

日本農林水産省の発表によると、まだ食べられるにも関わらず、売れ残りや食べ残しにより、年間およそ632万トン(食品産業330万トン・一般家庭302万トン)もの食品や食材が破棄されているそうです(平成25年)。この量は、国民一人ひとりが、毎日茶碗一杯のご飯をゴミとして捨てていることと、ほぼ同じになります。(今週の倫理1061号より)

食品を食べるものです。破棄する行為は、どんな理由にしても、食の不徳です。その結果は、破棄する人に戻るでしょう。植物食物は生産者の努力、動物性の食物は命の物、地球から見ると、エネルギーの世界で、破棄することは食の本来の意味と反対です。してはいけないことで、毎日行っていることはとても気になります。

他人言ではなく、まず自分から必要な食物を購入完食を目指して、食の本当の意味を理解して、生命のために摂取します。人に良いことを正しくすることは、倫理的な考え、自分にも、他人にも、地球にも求められることでしょう。
2017-12-30