陶氏診療院

アクセスカウンター


▼その他バックナンバー
過去ブログはこちらから
天才オナルド・ダ・ヴィンチの絵と発明と名言・格言
カテゴリー その他
7月23日、日曜日の日で、お母さんと娘三人で北海道立近代美術館へ「レオナルド・ダ・ヴィンチとアンギアーリの戦い」展を参観しました。前半の絵の内容より、後半のレオナルド・ダ・ヴィンチの天才としての内容に感心しました。

展示会にレオナルド・ダ・ヴィンチのアイデア、天才作品も展示され、天文から軍事、航空機から水車、何でも作れるような天才の考えに驚きました。解剖図にも繊細さが絵画家の専門技能を発揮され、教科書としても使えます。

レオナルド・ダ・ヴィンチの67歳の生涯に、現存するレオナルドの絵画作品は15点程度と多くはないが、これは完全主義者で何度も自身の作品を破棄したことや長年にわたって何度も作品に手を加える習慣があったことなどによるものです。

展示作品の上に、レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉がたくさん紹介され、プロ意識の名言・格言にも感動しました。

「人間はやり通す力があるかないかによってのみ、称賛または非難に値する。」

「どこか遠くへ行きなさい。仕事が小さく見えてきて、もっと全体がよく眺められるようになります。不調和やアンバランスがもっとよく見えてきます。」

「シンプルさは究極の洗練である。」

「芸術に決して完成ということはない。途中で見切りをつけたものがあるだけだ。」

「その手に魂が込められなければ、芸術は生まれないのだ。」

「目は魂の窓である。」

*レオナルドとミケランジェロ 幻の競演がここで、レオナルド・ダ・ヴィンチの未完の大壁画計画《アンギアーリの戦い》は、今も多くの謎と痕跡を残しています。同壁画はイタリア・ルネサンス美術の歴史の中でも、最も野心的な装飾計画のひとつです。シニョリーア宮殿(現パラッツオ・ヴェッキオ)を舞台にしたレオナルドとミケランジェロが戦闘画において共演したエピソードは大変有名ですが、その計画の全貌はいまだに明らかにされていません。

本展のメイン作品は、失われたレオナルドの壁画の中心部分をなす激烈な「軍旗争奪」の戦闘場面を描いた、日本初公開の《タヴォラ・ドーリア(ドーリア家の板絵)》として知られる著名な16世紀の油彩画です。本展ではさらにミケランジェロが構想した壁画の原寸大下絵を模写した、同じく日本初公開の16世紀の板絵《カッシナの戦い》が出品されます。原作が失われた二大巨匠の壁画が、いずれも本邦初公開の貴重な板絵作品により500年の時を超えてならびあう、イタリア美術史上初の展示が日本で実現します。
レオナルドの構図に基づくその他の模写作品や派生作品、関連する資料類、関連する歴史人物の肖像画など《アンギアーリの戦い》に関する作品・資料が一堂に集結する世界でも初めての企画展。レオナルドが試みた視覚の革命を検証し、イタリア美術史上の一大エピソードである失われた壁画の謎と魅力に迫ります。(北海道立近代美術館より)
2017-07-26