陶氏診療院

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血液の陰陽の世界
カテゴリー 中国医学
陰陽説は中国医学の哲学的な世界観です。その陰陽説で血液のことを見てみましょう。

一日の24時間を輪に書いて、夜の部が陰にすれば、昼の部は陽です。血液も昼の時間に陽の働き、身体の正常な活動を維持します。夜になると、身体が休み時間になり、生命維持する以外の血液は血液自身の新陳代謝に代わります。造血時間はその時であります。

陰陽バランスをとれば健康であるの中国医学の健康定義から見ると、血液の陰陽の世界も理解して、そのバランスを取るべきでしょう。

自然界の中、動物や植物は全て 自然のままで進化しております。自然のリズムを無視するのは人間だけでしょう。まずは電気の発明により、夜の陰の世界を照らして、陽のような誤解する環境を作り、いつの間にか、陰の時間に陽の活動を平気ですることが常識になり、自分の間違ったことに気付くこともなしで、病気まで続きました。夜の活動は犠牲するのは血液の修復です。女性から見ると、血色がなくなり、男性から見ると、精力が減ります。その犠牲は戻らない時もあります。

陰陽説を勉強して、血液の再生や修復の時間を体調に合わせて、自分なりのリズムを作ってほしいです。
2016-11-22