陶氏診療院

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「偉大なる常識」
カテゴリー 日本
5月26日、札幌市倫理法人会第1527回経営者モーニングセミナーは、講師に一般社団法人倫理研究所参与田形健一氏をお迎えして、テーマ「偉大なる常識」にてご講話いただきました。

札幌市での三回目の講話で、いつもの自己紹介から始まりました。冒頭、50年前、ライシャワーという日本生まれの駐日大使が、就任の時、もの凄い雷と雨だったので、私は「ライ(雷)シャワー(雨)」ですとユーモア溢れる自己紹介を引き合いに、田形講師は、『「私は、豊かに実る田んぼの「田」、信用抜群の手形の「形」、身心ともに健康の「健」、何でも一番の「一」』といって自己紹介をされ、こういう人間になりたいという目標であると付け加えていただきました。その直後に、まるっきり俗的言い回しで再び自己紹介をされた所、自身のお名前の1字1字をロジック方式にもじりながら素晴らしいお名前だと印象付けられました。


社会生活に必須の基本動作を日常生活を通じて体得できるように7つの実践項目に集約したものを「セブンアクト」という。「セブンアクト」で、すべて当たり前のことだが、この基本動作の中に物事の成就の秘訣が込められていることから、「偉大なる常識」とも読んでいます。会場の全員女性、50過ぎた男性、50以下の男性に分けて、その一つ「はい」の挨拶を実践しました。

田形健一講師の得意講話内容、「一十百千万の実践」について、お話してくださいました。

万、一日一万歩を歩きましょう。(一日一万円を貯金ではなく、貯筋です。)室外でできない時、室内でも、前へ5歩後ろへパック6歩で、15分間一セット、朝晩二回したら、30分運動ができる、どこでも簡単に練習できます。

千、一日千字を書きましょう。パソコンに頼る今、字を書くチャンスが減りました。メモ、礼状、手紙、できるだけ字を書きましょう。字からのエネルギーが痴ほう予防にも役立ちます。田形講師は16歳から親から離れて生活しています。毎日両親へハガキを書いていました。19年前父が他界したけど、今年95歳の母に、毎日画葉書を書き続けていました。

百、一日百回深呼吸します。スピードが求められる今こそ、人生を味わうように、ゆっくりする余裕が必要です。

十、一日十回笑う、村上和雄先生の研究で、落語を聞かせたところ、糖尿病患者の血糖値が下がるデーターがあります。現場でニ分間「消費税がかからない」、「副作用がない良薬」笑いの実践をしました。長いニ分間笑った後、意外に身体が熱くなり、腹筋が痛いほど運動されました。

一、一日のうちに相手も自分も、最低1回は ほめる、相手も自分も、後味が大事です。

長寿の人は皆お風呂に入っていると答えはなぜでしょう?「不老長寿」だから(不老:ふろう、風呂う)と最後までユーモア溢れる言葉で会場を盛り上げました。

毎回同じ内容ですけど、違う解釈の方法で、楽しく勉強できる倫理講話でした。68歳の講師の元気姿、感銘しました。

今日の参加者44名42社、うち女性8名でした。

*セブン・アクト(七つの実践)

1、あいさつが示す人がら、躊躇せず先手で明るくハッキリと。
2、返事は好意のバロメーター、打てば響く「ハイ」の一言。
3、気付いた事は即行即止、間髪いれずに実行を。
4、先手は勝つ手5分前、心を整え完全燃焼。
5、背筋を伸ばしてあごをひく、姿勢は気力の第一歩。
6、友情はルールを守る心から、連帯感を育てよう。
7、物の整理は心の整理、感謝をこめて後始末。
2016-05-26