陶氏診療院

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人生配役論--私は役者!今の役柄「スマイル、ガンファイター(笑う癌闘病)」
カテゴリー 日本
札幌市倫理法人会第1492回経営者モーニングセミナーは、講師に元夕張市長藤倉肇氏をお迎えして、テーマ「人生配役論--私は役者!今の役柄「スマイル、ガンファイター(笑う癌闘病)」 にてご講話いただきました。

藤倉講師は1941年夕張生まれ、15歳高校卒業後、夕張を離れ、横浜ゴム(東京)に入社しました。2001年から2006年には北海道ヨコハマタイヤ販売(札幌市)社長を務め、夕張市が財産再建団体となった直後の2007年から2011年、夕張に戻り、夕張市長に当選、一期を務めました。財政再生計画を策定し、企業の誘致も実現しました。

講演初めに藤倉講師は倫理法人会の元気と明るさの「シャワー」を浴びたと言って、いつも講演時に「倫理とは、仁義とは」を言うけど、ここは倫理法人会で、ここで学ぶべきと謙虚な気持ちを表しました。その後、今、務めている「北海道笑ってもいい会」の「わっはは」の歌を披露しました。

去年7月、すい臓がんを含め肝臓や胃などの多臓器末期ガンと宣告され、三か月余命と言われ、腫瘍マーカーCA19-9は正常は30-40(U/mL)のところ、なんと9800でした。先日、一年過ぎても元気で、血液検査はなんとCA19-9は15300でした。医者も理解できないほど、本人は元気でした。「医者の数字の判断で死ぬものか!」と言う藤倉講師でした。笑って前向きで、がんと付き合いました。

藤倉講師は70余年のわが人生を振り返り「人生配役論--私は役者だ!」と言いました。「シェイクスピアは人生は舞台だ。そこでは、いろいろなドラマが演じられている」と言ったが、その時々の与えられた、役柄を懸命に演じ「喜怒哀楽」を体験し成長します。若い時、苦しんだ時期に、自分は「役者」と思うと、苦難も乗り越えやすいです。仕事は自分の目標を立て、販売の仕事を受けた時、自分は自分の名刺に「販売係長」と書き、その自覚で率先仕事をします。その手法で、見るの視線が変わることを分かりました。その気持ちの通りに、係長、部長、社長までになりました。

夕張市長時でも、部下と語り合い、人間同士として再生企画を策定しました。人生は感動があり、リーダーの条件として感動で人を動かしますと助言しました。

藤倉講師は:最後の役柄は「末期癌、余命3カ月」「スマイル、ガン、ファイター(笑う癌闘病者)」で有ります。「死を知って生を活きる」と言って、末期がん、余命を超えた人と思わないほど元気でした。

藤倉講師のがん体験の秘訣は、癌になったら「あいうえお」、あ:焦るな;い:急ぐな;う:受け止める;え:笑顔;お:恐れるな。

今日の参加者は45名43社、うち女性10名でした。札幌市倫理法人会の目標会員数は150社、現在130社です。
2015-09-03