▼日本バックナンバー
2025-11-05
その「しんどさ」は、季節によるものかもしれません
2025-11-04
文化の日
2025-11-04
今年も「止まれ」なかった
2025-11-02
秋ない(飽きない)ほど美しき秋の景色
2025-10-31
企業寿命と健康寿命
2025-10-25
第七回 北海道中国工商会 総会・セミナー・懇親会
2025-10-23
霜降と紅葉
2025-10-19
枯損率20%から0.3%へ ― FFCが海岸防災林復興に貢献!
2025-10-18
70代の訃報
2025-10-13
今年最後のパークゴルフ
2025-10-05
先輩たちの成功体験に学ぶ~教育と人生の可能性を語り合う会
2025-09-30
学校法人藤天使学園 創立100周年記念式典
2025-09-21
北海道大学散策とクジラについての学び
2025-09-16
日本の100歳以上人口、過去最多の9万9763人に ~55年連続増加~
2025-09-15
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その「しんどさ」は、季節によるものかもしれません
カテゴリー 日本
十勝むつみのクリニック院長・精神科医の長沼睦雄先生とは、数年前、私の帯広での講演会に足を運んでくださったことがきっかけで知り合いました。先生の著書『10代のための疲れた心がラクになる本』をいただき、読んでみるととても分かりやすく、診療院の患者さんにもお勧めしていたところ、誰かが借りて、そのまま戻ってこなくなりました。先生のサイン入りの本だったのですが、それだけ読みやすく、心に届く内容だったのでしょう。
先日、先生の新刊『その、しんどさは「季節ブルー」』をいただき、さっそく拝読しました。とても感心した一冊です。「季節の変わり目に体調や気分が揺らぐ」という、いわゆる西洋医学でいう“未病”の状態を、東洋医学の視点からわかりやすく説明し、脳科学の研究と臨床経験に基づいた対処法が、季節ごとに丁寧に書かれています。
たとえば:「春先になるとイライラして眠れない」、「雨の前はいつも頭痛がする」、「秋になると理由なく気分が落ち込む」、「冬になると気持ちが沈みがちになる」、こうした“季節に揺れる心と体”を感じる方には、ぜひ一読をお勧めします。
長沼先生は西洋医学を深く学びつつ、東洋医学の陰陽五行にも精通し、生活や食養生まで含めた指導を行う、現代では貴重な医師です。予約制のため、遠方からも患者さんが訪れ、予約には時間を要します。
先生は昭和31年生まれ。北海道大学医学部卒業後、脳外科研修を経て神経内科を専攻し、大学院では神経生化学の基礎研究を修了されています。私にとって大先輩にあたる方です。その後、障害児医療の道に進み、道立札幌療育センターで14年間児童精神科医として勤務。平成20年からは道立緑ヶ丘病院で児童から成人まで幅広い診療を担当されました。そして平成28年に帯広で「十勝むつみのクリニック」を開院し、現在10年目になります。
病因に名前をつけて急性症状を抑えるだけの医療に疑問を持ち、敏感気質・発達性トラウマ・アダルトチルドレン・慢性疲労症候群といった、心と体と魂が深く関わる慢性の不調に対し、脳と心と身体、食、そして魂を一体として診る根本治療に取り組んでおられます。
著書も多数あり、『敏感すぎて生きづらい人の 明日からラクになれる本』、『繊細で敏感でも、自分らしくラクに生きていける本』(永岡書店)、『子どもの敏感さに困ったら読む本』、『10代のための疲れた心がラクになる本』(誠文堂新光社)など、多くの方の心に寄り添う内容です。
今回の新刊は、過敏性研究の第一人者である著者が、西洋医学で不調の正体を明らかにしつつ、東洋医学の知恵でそっと寄り添ってくれる、一冊となっています。
また、開院10周年と出版を記念して、11月9日(日)13:30〜16:00、帯広市・とかちプラザ2階 視聴覚室にて講演会が開催されます。帯広の皆さんにはとても良い機会になるでしょう。
関心のある方は、ぜひ先生の本を手に取り、健康づくりに役立てていただければと思います。
先日、先生の新刊『その、しんどさは「季節ブルー」』をいただき、さっそく拝読しました。とても感心した一冊です。「季節の変わり目に体調や気分が揺らぐ」という、いわゆる西洋医学でいう“未病”の状態を、東洋医学の視点からわかりやすく説明し、脳科学の研究と臨床経験に基づいた対処法が、季節ごとに丁寧に書かれています。
たとえば:「春先になるとイライラして眠れない」、「雨の前はいつも頭痛がする」、「秋になると理由なく気分が落ち込む」、「冬になると気持ちが沈みがちになる」、こうした“季節に揺れる心と体”を感じる方には、ぜひ一読をお勧めします。
長沼先生は西洋医学を深く学びつつ、東洋医学の陰陽五行にも精通し、生活や食養生まで含めた指導を行う、現代では貴重な医師です。予約制のため、遠方からも患者さんが訪れ、予約には時間を要します。
先生は昭和31年生まれ。北海道大学医学部卒業後、脳外科研修を経て神経内科を専攻し、大学院では神経生化学の基礎研究を修了されています。私にとって大先輩にあたる方です。その後、障害児医療の道に進み、道立札幌療育センターで14年間児童精神科医として勤務。平成20年からは道立緑ヶ丘病院で児童から成人まで幅広い診療を担当されました。そして平成28年に帯広で「十勝むつみのクリニック」を開院し、現在10年目になります。
病因に名前をつけて急性症状を抑えるだけの医療に疑問を持ち、敏感気質・発達性トラウマ・アダルトチルドレン・慢性疲労症候群といった、心と体と魂が深く関わる慢性の不調に対し、脳と心と身体、食、そして魂を一体として診る根本治療に取り組んでおられます。
著書も多数あり、『敏感すぎて生きづらい人の 明日からラクになれる本』、『繊細で敏感でも、自分らしくラクに生きていける本』(永岡書店)、『子どもの敏感さに困ったら読む本』、『10代のための疲れた心がラクになる本』(誠文堂新光社)など、多くの方の心に寄り添う内容です。
今回の新刊は、過敏性研究の第一人者である著者が、西洋医学で不調の正体を明らかにしつつ、東洋医学の知恵でそっと寄り添ってくれる、一冊となっています。
また、開院10周年と出版を記念して、11月9日(日)13:30〜16:00、帯広市・とかちプラザ2階 視聴覚室にて講演会が開催されます。帯広の皆さんにはとても良い機会になるでしょう。
関心のある方は、ぜひ先生の本を手に取り、健康づくりに役立てていただければと思います。
2025-11-05



