陶氏診療院

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風邪(ふうじゃ) 
カテゴリー 中国医学
普段のかぜは風邪と書きます。昔は感冒とも言います。風邪の漢字で別の読み方はふうじゃです。「風」の邪気です。感冒はかぜの総称として、いろいろな原因のかぜは対象方法も違います。中国医学では、かぜ(感冒)は陰陽で分けると、大きな二種類のかぜがあります。さらに細かく分けると、陽のかぜは「熱(火)邪」、「暑邪」、「風邪」と「燥邪」があり、陰のかぜは、「寒邪」と「湿邪」で、それは「六淫の邪気」とも言います。

「六淫の邪気」は身体の病気が発生する外因として、予防と治療に分ける必要があります。

日曜日、久し振りにドライブしました。外気温度は26度くらい、車に8人が乗って、熱いです。あまりクーラーが好きではないから、高速するときには、時々車の窓を開けました。強い風が顔に当たり、気持ちが良かったです。

夜になると、強い風のせいで、耳の前に、三叉神経顔面に出るところに、「ピコピコ」痛みが感じました。以前の経験で、少し身体が疲れると、強い風を顔面に当たると、三叉神経痛の発作がでます。それは身体の中のウイルスの仕業です。普段は神経細胞の根元に隠れて、免疫弱いか疲れたときに、神経細胞の表に出て、痛みが発生します。時には帯状疱疹や単純疱疹も出ます。

水曜日と木曜日は兵庫県に出張講演が予定しており、痛みが出たら、困ります。日曜日帰ってきたら、早寝早起きを実践、過午不食(13時以後固形物を食べない)、「ピコピコ」痛みが感じた耳の前に、いつも使う眼科用の軟膏を塗り、水曜日の夜に、「ピコピコ」痛みが消えました。二日の講演旅も無事で終わり、早く対応してよかったです。

自然現象の「熱(火)」、「暑」、「風」、「燥」、「寒」と「湿」は普通の状況より強くなると、「邪気」になり、身体にマイナスの影響が出ます。予防と正しい対応で、中と外の健康予防が大事でしょう。
2020-07-12