陶氏診療院

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味覚に変化
数年前、診療院を見学した北海道大学医学部医学研究科留学している中国留学生汪さん、医学博士号を獲得し、今年年末帰国予定しました。帰国前、もう一度診療院に見学に来ました。

中国国内では、カッサは民間療法として、病院でも診療は少ないです。施療時の痛みもあり、汪さんはなぜ診療院に患者が継続診療することが、疑問に思って、見学中の患者に聞きました。

40代の札幌在住男性患者の答えは、施療後の「すっきり感」、「気が流れた」、「先生の人柄」などと語りました。汪さんはどこまで理解したかは分からないけど、本人の期待とちょっと違うかもしれないです。

昼は前回と同じで、一緒に陶氏療法を薦めた食事をしました。ちょうど一週間前の玄米と出来上がったばかりの玄米ご飯があり、食べ比べて、両方美味しいと言いました。数年前、正直言うと、玄米ご飯が美味しいと思えなかったです。数年日本の生活、日本料理の影響か、医学を勉強して、健康を意識したか、一人で生活して、シンプルな食事をしたか、以前の故郷の辛い濃い味の味覚が変わったと言いました。

普段は味噌汁と納豆を欠かせない食事の御かげで、発芽発酵玄米が美味しく食べれるようになりました。その味覚の変化は、凄いと思います。まだ20代後半の汪さん、これから、中国へ戻り、医療を実践します。身体で体験した健康食と健康生活には、学問より有用ではないでしょうか。
2021-10-22