陶氏診療院

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秋の健康話し
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月一回のFM81.3MHzさっぽろ村ラジオ生出演、いつもの季節健康話でした。

10月16日の内容は、秋の風邪や咳、喘息と肌のトラブルです。秋とは五臓六腑の中、肺と大腸の修復の季節です。以上の症状が出ることは先ず喜んで受けることです。

理由は、肺と大腸を修復する時に、肺と大腸関連する症状が出ることは、五臓六腑のリズムが正常にしているということです。勿論、健康な方は症状さえも出ないです。症状が出ることは、肺と大腸の異常が溜まっているということです。秋の季節で修復をしていただければ、身体も健康に戻ります。

生活に支障がない症状が出ても、気にしないほうがいいです。変わりに、早寝早起き、呼吸系のケア、秋の朝晩の温度変化が激しいから、衣服の工夫が必要です。秋の特徴は「燥」(乾燥)です。外の乾燥は加湿器や湿気を増やすことは簡単です。身体の中にも、水分を保つ成分の補給も大事です。きくらげを見れば、分かるように、乾燥したきくらげがもろいです。水分があるきくらげはとても丈夫です。きくらげの様な食材の摂取も、秋の燥を乗り越えるコツです。

一緒に出演した高橋香さんから、静岡産の蜜柑をいただきました。蜜柑は秋の果物で、特に内皮筋の部分は、呼吸系にとてもいいです。咳やのどあれにもいいです。蜜柑の皮が乾燥すると、陳皮として、漢方の薬剤でした。呼吸系の症状に効きます。ただ、今日食べた蜜柑は種が無いです。出来れば、種を人工的に栽培された果物や野菜などを食べないでください。植物最高のエネルギーは種が持っています。種なしと言うことは、植物の本来の価値がなくなりました。陰陽のバランスが崩れて、それをたくさん摂取すると、人間の陰陽バランスが壊れます。

来月(11月)の13日、食品の陰陽の話をします。ご清聴、お待ちしております。

10/25の14:00からの学会発表、10/26の13:00-14:00の講演会、11/9の15:00-16:30の講演会と伝統療法の体験もよろしくお願いします。
2014-10-19