陶氏診療院

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慢性便秘解消された
カテゴリー 陶氏療法
3ヵ月ぶり、暫く診療に来なかった地方の女性患者が、10月31日診療に来た時、自分の病状変化について教えていただきました。

5月29日、朝日スポーツの陶氏診療院記事を見て、初めて診療に来ました。60歳の彼女、50年間の慢性便秘、風邪後の味覚、臭覚障害です。慢性便秘は薬無しでは、排便がないほど頑固でした。味覚、臭覚障害も、様々な薬を飲んでも、改善がなかったです。

陶氏診療院の指導は発芽醗酵玄米を主食にする事を含めの四調(調氣・調血・調水・調心)です。地方から、最初20日に一回で、4回診療しました。7月診療後、しばらくこれなかったです。その間、味覚、臭覚障害が少し改善しました。もっとも、本人が喜んでいるのは、薬無しで自然排便が出来たことです。朝、自力で排便が出来、一日気分がいいと言いました。

そうですね、我々の身体、五臓六腑が自分のリズムで生きる時、絶好調のパワーが発揮できます。症状を持って来る患者、病気を治すことを目的として期待します。でも、病気の症状を治すより、病気の原因を患者と一緒に見つけ、中国医学の指導により、健康を創る方が一石二鳥です。

身体の五臓六腑は、健康事業の大世界の中、小さいかもしれない。でも、小さな五臓六腑の正常に働きは、身体健康の基本です。中国の諺「千里之行始于足下」(千里の道も一歩から)の通り、しっかりした基層は、未来を創ることには欠かせないものです。五臓六腑の健康回復は、病気の治療の第一歩です。

患者の指導の医療実践、まるで自分の人生の勉強です。患者が改善した結果で、中国医学の偉大さを理解し、心から、医療の道に導いてくれた両親、先生への感謝の意で胸いっぱいです。全ての患者も自分の人生の先生になります。人生の成長の道に、常に先生が居ることは、楽だけではなく、最高の幸せです。
2012-11-04