▼陶氏療法バックナンバー
2025-12-14
我が家とFFCパイロゲン
2025-12-12
命と気持ち(骨軟部腫瘍(肉腫))
2025-12-10
中国医学と哲学①
2025-12-02
量子療法の威力骨軟部腫瘍(肉腫)
2025-11-26
植物の入退院
2025-11-11
健康意識の若年化(胃腸弱い)
2025-10-29
陶氏療法中の量子療法技術 その一:刮痧(カッサ)
2025-10-24
朗報:乳がん消失
2025-10-21
医療の目的
2025-10-12
施療後の感想にみる生命の調律― 未病学エッセイ ―「子宮筋腫」,「不整脈」,「糖尿病」
2025-10-02
DENBAマットの実験
2025-09-28
耳石症
2025-09-26
病気の原因
2025-09-24
入浴剤の発汗作用と寒気への対応(風邪予防&治療)
2025-09-14
食事療法の主役~自宅で作る発芽発酵玄米ごはん~
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癌の治癒と再発
カテゴリー 陶氏療法
西洋医学における「癌の治癒」とは、長期間にわたる経過観察の結果、再発が認められない状態を指します。がんの種類によっては、5年以上再発がない場合に「治癒」と判断されることがあります。
再発しやすいがんには、肺がん、大腸がん、食道がん、頭頸部がん、膵臓がん、膀胱がんなどが挙げられます。これらは、他のがんと比較して再発率が高い傾向にあります。
しかし、治癒や再発の判断が西洋医学の基準だけに基づいている場合、患者さん本人の努力や心身の変化が見落とされがちです。腫瘍の種類や年数だけで判断されるのではなく、患者さん自身の「がんの原因」に対する気づきや体質改善への取り組みが、実際の治癒にとって極めて重要です。
以下は、診療院に通うがん患者さんの実例から学べることをご紹介します。
【症例1:膵臓がん】
札幌在住の70代女性。2年前、待望の初孫が誕生しましたが、わずか3か月後に遺伝性の病気で亡くなりました。この深い悲しみが引き金となり、膵臓がんを発症。標準的ながん治療を受けながらも、何度も「余命1年」と告げられましたが、「絶対に生きたい」という強い思いで命をつなぎました。今年、信頼していた姉を自殺で失い、そのショックからがんが肺や肝臓に転移。しかし現在も、心のケアと体質改善を続けながら、回復を目指しています。
【症例2:肝臓がん】
同じく札幌在住の70代女性。13年前、B型肝炎キャリアであることから肝臓がんを発症。手術後も再発しましたが、当院での指導と施術により、3か月後には腫瘍が消え、その後10年間再発なしという安定した状態が続きました。しかし3年前、息子夫婦の離婚問題が持ち上がり、強いストレスを受けたことで再び肝臓がんが再発。さらに肺や骨への転移も確認されましたが、再度努力を重ね、現在は転移を乗り越えて健康回復に向かっているところです。
【症例3:前立腺がんから膀胱がんへ】
札幌在住の70代男性。12年前に前立腺がんの手術を受け、術後もPSA値(腫瘍マーカー)の上昇が見られたため、診療院での治療を開始。体質改善に取り組んだ結果、PSA値は安定し、その後12年間再発は見られず、医学的には「完治」と言える状態でした。しかし、生活の乱れや仕事のストレスの影響でPSAが再び上昇。最近、排尿困難を訴えて検査したところ、膀胱がんと診断されました。現在は再び体質改善に取り組んでいます。
がんが「治癒」や「完治」とされても、健康的な生活習慣を続けなければ、5年を過ぎても再発・転移が起こる可能性があります。西洋医学の治癒基準に加え、患者さん自身ががんの発生原因を見つめ、そこに働きかける指導を行うことが、本当の意味での治癒の一環になるのではないでしょうか。
健康な人も、これらの事例を通じて「健康な生活とは何か」を考えるヒントを得られるはずです。
再発しやすいがんには、肺がん、大腸がん、食道がん、頭頸部がん、膵臓がん、膀胱がんなどが挙げられます。これらは、他のがんと比較して再発率が高い傾向にあります。
しかし、治癒や再発の判断が西洋医学の基準だけに基づいている場合、患者さん本人の努力や心身の変化が見落とされがちです。腫瘍の種類や年数だけで判断されるのではなく、患者さん自身の「がんの原因」に対する気づきや体質改善への取り組みが、実際の治癒にとって極めて重要です。
以下は、診療院に通うがん患者さんの実例から学べることをご紹介します。
【症例1:膵臓がん】
札幌在住の70代女性。2年前、待望の初孫が誕生しましたが、わずか3か月後に遺伝性の病気で亡くなりました。この深い悲しみが引き金となり、膵臓がんを発症。標準的ながん治療を受けながらも、何度も「余命1年」と告げられましたが、「絶対に生きたい」という強い思いで命をつなぎました。今年、信頼していた姉を自殺で失い、そのショックからがんが肺や肝臓に転移。しかし現在も、心のケアと体質改善を続けながら、回復を目指しています。
【症例2:肝臓がん】
同じく札幌在住の70代女性。13年前、B型肝炎キャリアであることから肝臓がんを発症。手術後も再発しましたが、当院での指導と施術により、3か月後には腫瘍が消え、その後10年間再発なしという安定した状態が続きました。しかし3年前、息子夫婦の離婚問題が持ち上がり、強いストレスを受けたことで再び肝臓がんが再発。さらに肺や骨への転移も確認されましたが、再度努力を重ね、現在は転移を乗り越えて健康回復に向かっているところです。
【症例3:前立腺がんから膀胱がんへ】
札幌在住の70代男性。12年前に前立腺がんの手術を受け、術後もPSA値(腫瘍マーカー)の上昇が見られたため、診療院での治療を開始。体質改善に取り組んだ結果、PSA値は安定し、その後12年間再発は見られず、医学的には「完治」と言える状態でした。しかし、生活の乱れや仕事のストレスの影響でPSAが再び上昇。最近、排尿困難を訴えて検査したところ、膀胱がんと診断されました。現在は再び体質改善に取り組んでいます。
がんが「治癒」や「完治」とされても、健康的な生活習慣を続けなければ、5年を過ぎても再発・転移が起こる可能性があります。西洋医学の治癒基準に加え、患者さん自身ががんの発生原因を見つめ、そこに働きかける指導を行うことが、本当の意味での治癒の一環になるのではないでしょうか。
健康な人も、これらの事例を通じて「健康な生活とは何か」を考えるヒントを得られるはずです。
2025-06-26



