陶氏診療院

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体質改善の証拠と時間
カテゴリー 陶氏療法
一年半前、目梨郡羅臼町から、女性の患者が来ました。69歳、症状と診断は「大動脈弁手術後・胃ポリープ・不安・疲れ・腰痛・耳良性発作性頭位めまい症」でした。

2013年4月から、陶氏療法で、体質改善を始めました。週一回の間隔で施療を受け始めました。五回目時の主訴は、腰痛が改善して、正座ができるようになりました。膝も曲がるようになりました。七回目時の主訴は、めまいがなくなり、病院からもらった薬も半減し、自分は元気が出たと感じました。八回目時の報告は胃カメラの検査はポリープがなくなり、動脈硬化の検査も異常なしでした。十二回目時の報告は眠剤が半分になり、体調がとてもいいでした。体調良くなるとともに、施療の間隔も長くなりました。

今年1月十六回目施療時、唾液が出るようになり、食べ過ぎると体調が悪いことが分かりました。偶に膝が痛い時、FFCパイロゲンシップを利用して、痛みを乗り越え、足爪が炎症して痛みもFFCパイロゲン湿布で緩和され、驚きました。昨日11月15日二十五回目施療時に、さらにいい情報を報告しました。二年前からの左足の甲の腫れたしこりが消えた、腰の調子がいいことと二年前からの尿検査潜血「+」から、「+/-」になり、最近二回とも「-」になりました。さらに体質改善前からあった肛門外にある血腫がなくなりました。

体質改善しながら、一年半以上が過ぎました。定期的に施療を受け、いろいろな改善報告を受けて、とても嬉しいです。毎回施療しながら、患者さんのいろいろな不安や心の中に抱えたストレスや心配ごとを相談しながら、解決道に導き、喜んで帰る患者を見て、それは本人に一番合う健康サポートと思います。

西洋医学の即効性に対して、時間がかかる体質改善は中国医学の得意技でしょう。一定な時間をもって、生活リズムや生活習慣、食事の見直し、毎日の積み重ねで、自分の健康身体を作ることが体質改善の基本です。患者への感謝をしながら、真の健康を導く中国医学の次元の高さに感銘しました。439キロも離れたところから6時間もかけて通い続ける患者さんの行為は中国医学の凄さの裏づけになりました。
2015-11-18