陶氏診療院

アクセスカウンター


▼講演会バックナンバー
過去ブログはこちらから
患者とスポーツ選手
カテゴリー 講演会
日常の臨床時、患者へ指導する時、よく「先生はどうなっている?」と聞かれます。

私は健康の見本を作ることは勿論全力します。しかし、健康する事と病気を治す時の健康作りは少し違うでしょう。健康の方は多少身体の余裕があり、理想に近い生活をすれば、問題がないでしょう。しかし、患者として、特に生命を脅える病気を持つ患者は、しっかり理想な生活にしないと、健康に戻らないでしょう。患者さんに「夜七時寝る、遅くても九時前寝てください。」と言ったら、「先生は七時寝ますか?」と聞かれ、「私は九時目標してベットに上がる」と答えながら、患者の受ける気持ちは何とか違和感が感じました。

その時、患者はスポーツ選手と似ているでしょう。普通の人なら、しなくてもいいことは、選手として、高い目標があるから、普段の生活や鍛えは世界に一位になるのは無理でしょう。世界に一位にするため、自分の素質と導くコーチは必要でしょう。コーチと講師は違う教えです。知識を教える講師は出した質問やテスト、要求した目標は自分でもすべて分かるからできます。しかし、コーチは選手の良さを引き出すため、いろいろな経験とノウハウを使って、自分はできなくても、選手ができるようになるでしょう。

医者もコーチのような存在で、患者が自分で病気を乗り越える自然治癒力を引き出して、健康に戻ります。そのため、患者への指導内容は先生に完璧に同じできるようにならないといけないの意味が違うでしょう。

選手はコーチの指導で「コーチはどうなっている?」と聞いたら、指導はできなくなるでしょう。患者もその質問を出る前、自分の立場と目標を考える必要ではないでしょうか?正しい健康指導を受けて、反発する人こそ、健康に戻るには障害が多いでしょう。

「口は災いの元」のように、言葉は心の表す、物事に影響します。相手と話す時、自分の立場を考え、正しい言葉を選んで、心の修行にもなるでしょう。
2017-07-07